郵便局めぐり(風景印と旅行貯金と旧線路情報)

郵便局と駅・廃線跡めぐり旅の記録です

【ひとりごと】月末月初の旅のこと

2月末~3月初、まとめてお休み予定。

旅の予定が煮詰まらない。早くしないとチケットが取れないので、何とかしようと思ってるうちにどんどん時間が過ぎてゆく。

北海道の廃止予定の路線・駅めぐりを念頭に取った休みだが、1月始めに行った時にいけなかったところはもういいかな、とも思ってる。それは前回の旅の時もそう思っていたが、結局は行ってよかったな。特に東六線と北星については心の底からそう思う。

北海道はよく見てきたし、帰ってきてお金がないのもしんどいよな。

それより雪景色を見たかった。けど2月末になると早く春が来ないかなとも思う。雪が解けて茶色い土が見え出して、埃っぽい道と、その上にはまばゆいばかりの春の青空が広がる。今はガマンして、そんな春の北海道を旅するというのはどうだろう?

 

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しかし色々考えると、4月に旅に出るのはちょっと厳しい。

う~む、どうしよう。

今日の時点で27日発は東京→帯広が20990円、成田→千歳が13000円というところ。東京に越してよかったなと思うのが、北海道側を千歳以外に設定できるところ。これが相当大きい。けど何だかそんな気分にない。旅をしたくない時こそそれをぶち壊してたほうが、結果よかったことは何度もある。

来月で東日本震災から10年。そんな区切りでもある。東北太平洋岸の旅は長い間の懸案。当初は震災が落ち着いたらと思ってたがいつの間にかやれないままに時間が経ってしまった。札幌ではお金が無かったけど、関東ではお金と時間と体力がないのです。

ともあれ、子供時代に眺めてた時刻表の駅たちがなくなってしまう。最後見ておくことはとても重要だから行く。けどプランが煮詰まらないので、チケット買うのはちょっと待つべ。

2010.08.13① 北広島市内

2010年8月13日。これで写真未撮影分は一旦終了。

この後小さなデジカメを買って撮影するようになりました。

まずは前半、北広島市内。札幌の南東にあるベッドタウンです。

 

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▲駅の近くにひっそりと女子修道院があり、サイロが残されてます。

札幌の豊平あたりからこの辺にかけては、かなり早い時期に農場が拓かれていて当時を偲ばせる物がたくさん残されてます。今は宅地の中にサイロが点々と残ってます。

 

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▲111. 北広島西の里(2014年1月23日再訪)

道東へ向かう国道274号線沿い。上野幌から歩いて25分くらいのところ。

JR千歳線に西の里信号所があります。その近くです。JRの辺りは原生林の中ですが、郵便局のあるあたりは普通の市街地です。

 

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▲112. 北広島(2019年4月9日再訪)

北広島の本局。駅から歩いて数分のところにあります。

駅の回りはURによるニュータウン。北海道で一番規模が大きい団地かと思います。

駅の近くに郵便局、スーパー、図書館と揃ってて中々便利です。

 

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▲113. 北広島元町(2019年4月9日再訪)

北広島の旧市街地のあたり。駅からは坂を下ったところです。

千歳線が高架でこの辺越えていて、ここの眺めは昔から好きです。

 

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▲114. 北広島広葉(2013年12月9日再訪)

ニュータウンの中の小さな局。

 

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▲115. 北広島里見(2013年12月9日再訪)

ニュータウンの奥の方の局。

局長さんも局めぐりをされてるとかで、局番号順に道内を回ってるのだとか。そんな拘り方があるんだと思いました。やるとしたら道央の90xxxのマルチだけでも相当時間がかかりそうです。

 

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▲116. 北広島中央六(2013年12月9日再訪)

北広島駅の本局と反対側の通り沿いの局。

北広界隈の風景印は北海道を離れる年になってようやくもらいました。

この後は恵庭の方へ。続く。

2010.08.03~09 三笠市内

富良野からの帰り道は三笠経由で。

少し判りにくいルートですが、滝川経由より圧倒的に近道。但し途中携帯電話が圏外の区間があったりするので、初心者には少し向かないかもです。観光地へのショートカットルートで、関東の道志みちみたいなものでしょうか。土日はサンデードライバーが多いのでちょっと怖いですが、平日は天国です。

 

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▲105. 幾春別(いくしゅんべつ)(2013年2月13日再訪)

岩見沢からの幌内線の終点があったところです。好きな駅名でしたが、郵便局名として残っていて感無量でした。半分このために局めぐりやってるようなものです。

富良野の方からくると久々の集落になります。

幌内線代行バスは今でも30分に1回運行されてます。さらに前は10分置きに走ってたようです。

 

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▲106. 三笠弥生(2013年2月13日再訪)

道々沿いにあるので、場所は判りやすいです。隣の局と近すぎて、残ってるのが不思議な局ですが北海道の炭鉱町はこういうところが多いです。年金暮らししてる人の貴重な窓口なので簡単に廃止できないのでしょう。

 

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▲107. 唐松(とうまつ)(2013年2月13日再訪)

不思議な読み方の局。同名の駅がかつてあって、今でも駅舎はそのまま残ってるようですが最近まで知らず未訪。札幌から近いので油断してました。

 

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▲108. 三笠幌内(2013年2月13日再訪)

幌内炭鉱のあった近く。三笠鉄道記念公園とかがあるあたり。

元々北海道最初の鉄道は、小樽~幌内間に敷設されたもの。この郵便局も辿ると明治15年開設で、空知で2番目に古い局だそうです。

幌内駅はかなり早い時期に貨物駅に格下げされてましたので、郵便局が残ってるのは少し以外でしたが嬉しいです。三笠の本局でなく、幌内のこの局に引き継がれてることになんだか感じ入るものがあります。

 

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▲109. 三笠(2013年2月13日再訪)

三笠の本局です。大通りから一本奥まっています。

写真の日は寒い日でしたが、炭鉱町の人は元気に挨拶する人が多くて、こちらも元気になってきます。しょんぼりしてても寒さに負けてしまうんですよね。だから声だけでも張って挨拶するみたいです。

 

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▲110. 三笠岡山(2013年2月13日再訪)

道央道の三笠インターの近く。市内ではここだけ風景印がありません。

この日は以上。今日は少ないので風景印も付けておきます。

 

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▲三笠幌内局でのいただきもの。

 

2010.08.03 富良野周辺(幾寅~布部~麓郷)

2010.8.2~3の旅の二日目。西達布の宿に泊まり、翌朝は南富良野・幾寅からスタート。

この日はなんと1日で17局も回りました。今と違って風景印や局舎写真撮ったりしてなかったので、その分たくさん回れたのかと思います。

 

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▲92. 幾寅(2015年10月16日再訪)

いわずと知れた映画「鉄道員(ぽっぽや)」のロケ地になった幾寅。

旅人が多く訪れるのか、初報の際は局長さんが色々話し相手をしてくれました。

映画の公開は1999年6月。初報の時点ではまだそれから10年ほどでしたので、当時の雰囲気はよく残ってました。

 

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▲93. 金山(2014年3月17日再訪)

根室本線沿いの集落。富良野から占冠~日高~富川と抜ける国道沿い。

昔は山で働く人が多かったみたいで、栄えていたころが偲ばれる集落。

 

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▲94. 下金山簡易(2014年3月17日再訪)

金山の隣の駅、下金山の近く。旧・特定局の局舎をそのまま利用。

中の雰囲気が昔の郵便局っぽくて懐かしいです。

こういう局があると、きちんと記録に残しておかねばと思います。旭川近辺は木材が豊富なためか、この辺の古い郵便局は木材が多用されていて、かつ状態がいいです。

 

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▲95. 東山(2015年10月16日再訪)

下金山から国道38号(狩勝国道)に出て東へ少し行ったところ。

このあたりの国道は根室本線から離れて独自ルート。鉄道時代が来る前の北海道の主要道の雰囲気が良く残ってます。道路は明治20~30年頃、鉄道は10~20年遅れてできてくるので、明治中期の町の造りなんでしょうかね。

 

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▲96. 西達布(2015年10月16日再訪)

東山に続いて宿場町っぽい雰囲気の集落。商店らしき建物もちらほらあるので、かつては随分栄えてた様子。国道38号は札幌~十勝のルートから今は外れてしまってるので、交通量は少ないですが、今でも空知~十勝の主要なルートを形成してます。

郵便局は残念ながら次の3月(2021年3月)で廃止が決まりました。

 

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▲97. 老節布簡易(2015年10月16日再訪)

国道より一つ山間に入った集落。ここを過ぎると「北の国から」の世界。

 

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▲98. 麓郷(ろくごう)(2015年10月16日再訪)

北の国からの物語の舞台の集落。中畑木材店とか、ドラマの中そのままの町並みも。

 

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▲99. 布部(2014年3月17日再訪)

北の国の五郎さん一家の住む集落の最寄駅が布部です。

実際に麓郷の最寄です。

 

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▲100. 山部(2014年3月17日再訪)

富良野の南側の集落。JRでくるといつも人が結構乗降りします。

ここで北海道で局めぐりをはじめて100局。

 

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▲101. 富良野若葉(2015年10月16日再訪)

写真を撮り忘れて戻ってきたので真っ暗でした。富良野の町の中。

大阪から憧れて移住してきたという人が、挨拶して回ってました。札幌でなくて富良野。冬大変だろうに、と思わずにはいられませんでした。今頃その方はどうしてるんでしょうね。夢は叶ったんだろうか。

 

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▲102. 富良野(2014年9月3日再訪)

富良野の本局。富良野は毎年あのドラマの撮影隊がやってきていたので、街の中は結構垢抜けてます。局舎も都会風。北の国からに憧れてくる人が多いので、期待を裏切らない努力が垣間見えます。ここは夢の国です。

 

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▲103. 北の峰簡易(2015年10月16日再訪)

プリンスホテルやスキー場がある一角。北海道というより苗場あたりにいるような気分になる場所。私はスキーはやらないので蚊帳の外。

 

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▲104. 富良野麻町簡易(2015年10月16日再訪)

富良野の町の中。ここら辺は普通の北海道の田舎町という感じ。

ここで富良野市内は終了。山道を通って三笠へ向かいました。続く。

【風景印】石狩市内

石狩市内の風景印です。市内中心部はずっともらいそびれていて、平成31年になってようやく貰いに行きました。もらったつもりで貰ってませんでした。

 

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石狩市内、厚田から南の分は去年一度記事にしてました。

今さらなのでこのままにします。こちらはあくまで2010年初報の郵便局の、風景印貰いそびれ記録としてアップします。

以上です。

2010.08.02 石狩④(厚田~浜益~雄冬)

さらに石狩北部へ。この日で石狩市は完訪。

自治体ごとに全局制覇したのはこれが初めてです。

 

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▲85. 望来(もうらい)(2014年1月15日再訪)

ここから旧・厚田村。石狩の方から来ると真っ直ぐな下り坂を下ったところ。

北海道らしいスケールの大きな景色が広がるところです。不思議な地名。

 

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▲86. 弁華別(べんけべつ)(2010年9月10日再訪)

当別から山の方に入ったところ。かつてはこのあたり、当別町営軌道が山の中へ延びてました。戦後になってはじめて開拓されたエリアで、その時点まで放置されていた土地というのは条件がかなり悪いところ。青山中央というところまで延びてた見たいですが、今はほとんど人跡未踏です。

戦後開拓というのはかなり黒い歴史だと思います。

 

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▲87. 厚田(2014年1月15日再訪)

厚田村の中心。1874年開局の古い局。この時期に江戸から難を逃れてこの辺に住みついた人たちがいたようです。逃げてきたとはいえ、ここでの暮らしは相当大変だったろうと思います。

 

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▲88. 柏木簡易(2014年7月10日再訪)

旧・浜益村へ入ります。この辺が浜益の中心で滝川からの国道がここで交わります。

今は日本海側を連なる国道・オロロンラインがありますが、長いこと陸の孤島みたいなところだったようです。昔はここに来るには小樽からの船便が週1便だけだったようです。実際小樽からこの辺は海を隔ててよく見えます。

 

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▲89. 浜益(2014年7月10日再訪)

浜益村の中心の郵便局。村の中心からは少し北の方になります。

局舎は立派なコンクリ造り。郵便局は1875年開設と、ここも相当古いです。

北海道の往来が船しかなかったころは、重要な寄港地だったのでしょう。

 

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▲90. 幌(ぽろ)(2014年7月10日再訪)

ホロでなく「ポロ」と読みます。札幌と同じ読みなので不思議は無いですが、やっぱり不思議な地名。中央バスの札幌~浜益のバスがあったときはこの集落が終点でした。札浜線は数年前に廃止になってしまいました。

 

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▲90. 雄冬(おふゆ)(2014年7月10日再訪)

浜益と増毛の中間地点の集落。陸の孤島として有名で、昭和の終わりの頃まで船でしか行けない集落でした。断崖が海に沈みこむところの間に人が住み着いてます。

ここも北前船の航行に欠かせない集落だったんでしょうね。開設は1899年。

この日はこれにて終了。この日は富良野・西達布の旅人宿に泊まりました。