2010年10月19日② 宗谷岬~天北
宗谷岬を超えて、オホーツク海沿いを南下し、浜頓別まで。
▲218. 知来別郵便局
宗谷岬を過ぎると、急にローカルなムードが漂いだす。
というか観光地でない。特に印象にない。
▲219. 浜鬼志別郵便局
猿払村の中心地、鬼志別の海岸よりの、国道238号沿い。
▲220. 猿払簡易郵便局
旧天北線・猿払駅から数キロ海岸より。
普通、鉄道駅の周辺に人が集まり郵便局が残るが、この郵便局は海岸線の国道沿い。
郵便局の人に聞くと、4キロほど内陸に駅があったとか。
高校には汽車で通っていたといっていた。
(番外)旧猿払駅跡
立派なバス停。最初は贅沢な、と思っていたが冬場はこれがないととてもつらい。
北海道の鉄道廃止の際の転換バスはこれを持つのが多い。
▲221. 浅茅野(あさじの)郵便局
内陸の、浅茅野駅跡の場所に立つ。
この辺の天北線は国道沿いを離れ、きれいな湖沼の間を縫うように進んでいたようだ。
どれほど美しい景色だったのかと思う。乗れなかったことがとても残念。
(番外)飛行場前仮乗降場跡
北海道には、かつて公式に駅と認められない、「乗降場」というものが無数に存在していた。
バスの「自由乗降」みたいなもので、簡素な板張りのホームだけだったりする。
ここもその典型だったんですが、いい雰囲気でずっとあこがれだった。
もう影も形もないと思ってたんですが、意外と原型を留めており大感激。
秋のクッチャロ湖
▲222. 頓別郵便局
浜頓別のさらに海沿いに、頓別という集落があった。
ここら辺の「○頓別」シリーズの元祖だろう。細く曲がりくねった港町の路地の中にひっそりと郵便局が立つ。
北海道でもかなりはずれのこのような場所に、こんな古くさい町並みがあるとは不思議。
北前舟の風待ち港だったのかもしれないが、静かな町は黙して何も語らない。
▲38-2 浜頓別郵便局
ここから3箇所は、6月25日の再訪。
この日はここから国道275号を延々札幌に向けて走る。
▲37-2 下頓別郵便局
▲36-2 中頓別郵便局
近くの中頓別駅の上には天北線の写真が飾られていた。
この日はこれでおしまい。
そして深名線にそって走り、政和温泉に入って帰宅。