あの日も、十勝の空はどこまでも青く透き通っていた。

▲249. 温根湯郵便局
温根湯温泉の、温泉街の中の、
国道39号線沿い。

▲250. 北見大和郵便局
39号線を石北峠へ向かって走ったところ。
まっすぐな道の途中。石北峠は道東・道央を隔てる峠では一番走りやすい。

▲251.ぬかびら
温泉郷
石北峠から北海道で一番標高が高い
三国峠を越え、
糠平温泉へ。
帯広から北へ伸びていた、旧
士幌線の実質上の終点だったところ。
山の中にぽっかりと温泉街があるがそれ以外、周辺はまったくの原生林。
よくこんなところに鉄道が、という不思議な場所である。

▲252.上士幌郵便局
糠平から山を降りたところ。気球で有名。

▲253.士幌郵便局
士幌町の中心。

▲254.中士幌郵便局
士幌よりさらに帯広に向かって下ったあたり。

▲255.音更北
簡易郵便局
帯広の、
十勝川をはさんで北に広がる
音更町の中の住宅街にあった。
局名のゴム印をいろんないろのものを用意していた。

▲256.音更大通郵便局
音更の街中。音更の本局にはよらなかったようだ。
ここで旧
士幌線沿いは終了。

▲257.川西郵便局
帯広の街中はパスして、広尾方面の川西へ。

▲258.愛国
簡易郵便局
有名だった、愛国駅の近くにあった。
259.大正郵便局(画像なし)
愛国と、幸福の間にある。
このあと幸福簡易局へ向かうも、15時までの営業で終わっていた。
そんなに簡単に幸福にはたどりつけないということだ。
(番外)

△子供の頃呼んだ鉄道
旅行記によく出てきた、十勝三股。
士幌線の本当の終点だったが、
糠平~十勝三
股間は実質
代行バスで運行されており、
変り種として有名だった。ローカル線の中のローカル線というか。
しかもこの間、2駅だったのでさほどの距離でないと思っていたが、
実は30キロ弱もあったのだった。しかもほとんど人の気配なし。
まったく期待を裏切らない、というかそれ以上のものであった。

△ディスカバージャパン。三股の待合室の中に

△三股の青く透き通った空

△三股の駅か。まだ残っていたのか?40年近く前に役割を終えているはず。

△士幌 美濃の家

△旧
広尾線 愛国駅
当時のままの状態で残っていた。

△旧
広尾線 幸福駅
この日は本当に静かで美しい北海道だった。
なぜこの時、自分だけこうしていられるのか、不思議でならなかった。
ただの偶然で、今こうしているのだ。空は青く、人は朗らかだった。