2011年12月29日 道北・豊富温泉へ
夏に行った天塩温泉がよかったので、今度はその近くの豊富温泉へいくことにした。
この時は珍しく、車ではなく高速バスと電車の乗り継ぎとした。
郵便局めぐり抜きでの旅となった。
△高速バス 高速るもい号で出発。
帰省の客でバスは結構は人だった。この線は沿岸バスのはぼろ号と競合しているせいか、
トイレ付きにオーディオサービスがあってサービスがよい。
△留萌でバスを降りる。
△旧国鉄・羽幌線代替の沿岸バスに乗換え。13時発、豊富行。
1987年の路線のバス転換の際に導入されたらしい、なつかしい型のバスだ。
でもオンボロというわけではなく、大事にメンテナンスされているようだ。
その分運賃も鉄道時代と変わらないレベルで維持されていて、割安感がある。
生活路線だから当然のこととは思うが、このような冬が長くて厳しい、極限と言えるような土地での
経営努力に頭が下がる。
ここ留萌から豊富温泉までの約160km、3時間半を乗りとおす。
車内は暖かくラジオが流されており、鈍色の日本海を眺めていれば意外と退屈しない。
△留萌駅前バス停。たくさんの乗客が待っていた。
正月を迎えるための買出しなどで、普段より多くの人が乗っている様子。
△羽幌営業所
皆、心なしか正月を控えて嬉しそう。
盆休みと正月を迎える故郷の人々の表情ってとてもいいですね。
△遠別営業所
北海道の早い夕暮れ。でもこの頃は雪もつもりはじめで真っ白だし、一番冬らしく好きである。
営業所がこまめにあって、頼もしい限り。
△豊富温泉にて・天然ガスが湧出するため灯油のファンヒーターでなく、珍しいガスのヒーターである。