1月も名古屋へ。熱田神宮へ行ってみたかったのと、鎌倉時代の彫刻師、円空の作品が
愛知近辺にたくさんあると聞いてみてみたかったのである。
幸運にも丁度毎月21日にだけ公開される仏像がありそこを尋ねたりした。
丁度この直後に名古屋~札幌線をエアアジアやジェットスターが就航することになった。
随分行きやすくなる、と思ったがこの後は道内ばかりで飛行機には乗っていない。
最近は家を空けて何泊も旅行したい気分にならないのである。
自分の場合、旅行は現実逃避の側面もあるから、割といい傾向なんではと思う。
機内はオーストラリアの人ばかりだった。子供連れが多かったが、日本人の子供と違って、
みんな礼儀正しくきちんとしていて感心した。どうやってしつけをしているのだろうか。
△岐阜の円空美術館へ
古美術品屋さんに併設の、私設美術館で、客が来ると店を閉めて案内してくれるようである。
行ってみて初めて思い出したのだが、中学の卒業旅行で当時、親友と訪れた場所だった。
あの時は5日間かけて東海道筋をゆっくりと旅をした。
彼の趣味で城めぐりが多かった。
この時はお金を節約するため歩いて山頂の岐阜城へ登った。
その後彼は山登りを始めたのだが、この時のことが一つのきっかけだったんだろうか。
やっぱり東京にしろ愛知・岐阜あたりにしろ、内地にはいろんな思い出が詰まっている。
本当によく色んなところにでかけたものである。
それに比べ、北海道にはまだ思いでは少ない。でも今こうしていることも
貴重な一瞬であることに違いはないんだよな。
後で思い返してみれば、また今しか出来ないことをやっていることになるんだろう。