郵便局めぐり(風景印と旅行貯金と旧線路情報)

郵便局と駅・廃線跡めぐり旅の記録です

2014.11.21 かんの温泉へ

かんの温泉は十勝の山深く、東大雪の麓にある温泉。しばらく休業(というか倒産して放置)されていたが、 奇跡的に今年復活。最初は日帰り専用だったものが、今月になって宿泊も再開。 Pb210319 かつては戦前から残る木造の本館が残されていて見事な鄙びぶりだったようだが、 そちらは取壊さざるを得なかった模様。奥の新館はそのまま綺麗にリニューアルされて 宿泊できるようになっていた。 Pb200286 夜のかんの温泉。近くの鹿追の町からでもクルマで30分くらいかかる。 Pb200296 Pb200299 Pb200298 部屋にはペレットストーブが装備。調べてみたら岩手・釜石製のものらしい。 電気なしで駆動する。宿の方はまだ扱いになれずに苦戦していた。 ペレットは木を細かく砕いて扱いやすくしたもののようだ。多少メンテナンスが大変そうだが、 木の燃える音が実に心地よい。1~2時間おきに、燃えカスを火玉のあるところからゆすって 落とす必要がある。逆にほっておくと数時間で鎮火する。 食堂を含めテレビもなく、とても静か。 Pb210305 窓は二重窓では収まらず、三重窓になっていた。札幌の自分のアパートの部屋より何倍も暖かい。 1人客は本来は山側の少し狭い部屋とのこと、空きがあったのでとのこと。ありがたい。 風呂は宿泊棟(こもれび荘)付属の露天風呂が一つ、温泉棟には風呂が男湯、女湯それぞれに4つあって、 22~23時の清掃を挟んで入れ替わった。源泉はすべての風呂で別らしく(ただ泉質は同じらしい)、 昔のままの風呂があったりする。この感じだと真冬でも露天風呂も入れそう。 こもれび荘の風呂は一つだけでこの日は22時までが男性専用、以降が女性専用でした。 あと、携帯はドコモ・auともに完全圏外でしたが、wifiは宿泊棟に設置されてました(泊り客専用みたいです)。 Pb210323 ちなみに二食付き一泊8000円+暖房代500円(オープン記念)。 しばらくするとちょっと上がるらしいけど、さほどでないらしいです。 それにしても、オーナーの思い入れが半端ない感じがひしひしと感じられる温泉でした。