郵便局めぐり(風景印と旅行貯金と旧線路情報)

郵便局と駅・廃線跡めぐり旅の記録です

2018.09.16 その後の食糧事情とか

北海道地震から2回目の週末。

節電20%目標も昨日から解除され、「出来る限りの」という目標へ変更。

街中ではオータムフェストが1週間遅れで始まり、いつもの週末になった。

今更感はあるのだが、あの停電とその後の混乱は覚えておきたい。

水など、都市部だとコンビニ・スーパーには一人2リットルのペットボトルを一本ずつもない。

(あくまでこの間の状況からの個人的な推測)

断水してなくても、集合住宅だとくみ上げのポンプが停電すると断水してしまう。

ガスは停まってなくても、地震後や停電後は復帰スイッチを押さないと復旧しない。

水道局やガス会社には問い合わせが多かったようだが、

「うちは停まってないから」というばかりだったらしい。

「断水」はデマ、とか報道されてましたが、断水じゃなくても断水になるよ、こういう理由でとか

困ってる人の立場で情報ほしかった。

あと電気機器は停電するときでなく、停電が戻るときに大電流がながれて壊れる事があり、

停電したらブレーカーを下げておかないと最悪火災が発生するらしい。

食べ物が全く無かったのは数日、特に土日だった。

わりとすぐカップラーメンは店頭に並び、ついでから揚げなどの揚げ物が並んだ。

生ものがなかなかなくて、カット野菜などは数日後までほとんどなかった。

けど食料は停電が長引いて冷蔵・冷凍品が販売基準を越えてしまって、

大量に廃棄されたことで一時不足したということだったようだ。

納豆やとうふ、もやしなど製造ラインが必要な食品は、中途廃棄が発生していたようで

品数がなかなか戻ってこない感じです。

節電でフル稼働できないのもあるらしい。

そして清掃工場が、生ものゴミが多く火が消えてしまって大変らしい。

そんな捨てるほど食べ物があったというのが衝撃。あの空腹はなんだったのか。

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9月11日、久しぶりにコンビニで売ってた弁当たち。

安心感と、そして久しぶりだと結構美味しかったな。

まあすぐに飽きてしまうんだろうけどね。

▼食料の状況

9月6日(木)地震 コンビにはすぐに品薄になったが、スーパーなどは7日昼過ぎまでは結構品数あり。

8日~9日 配送が停まっており、どの店も営業停止か何も無くなる

10日 夕方くらいから弁当が少しだけ置かれ始める

13日 ほぼ平常化、と言われるが、惣菜系は品数は2~3種類と少ない。

本日16日現在も、まだ一部の棚は品物がない。

乳製品、飲料、たまごなど。店による感じ。

外食についてはほぼ通常通りに復旧してます。

ガソリンもまったく問題なし。

観光にきても、日高方面の一部は別としてほとんどは問題ないと思います。

ただあんな事があると、北海道って孤立した土地だなあと思います。

冬場も度々本州への道が途絶しますし、道路だけで繋がってないので

もし繋がってたらモノの値段は本州と一元化してるんだろうな。

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11日の大通付近。昼間の雰囲気はほぼ元通りという感じでした。