北海道地震から2回目の週末。
節電20%目標も昨日から解除され、「出来る限りの」という目標へ変更。
街中ではオータムフェストが1週間遅れで始まり、いつもの週末になった。
今更感はあるのだが、あの停電とその後の混乱は覚えておきたい。
水など、都市部だとコンビニ・スーパーには一人2リットルのペットボトルを一本ずつもない。
(あくまでこの間の状況からの個人的な推測)
断水してなくても、集合住宅だとくみ上げのポンプが停電すると断水してしまう。
ガスは停まってなくても、地震後や停電後は復帰スイッチを押さないと復旧しない。
水道局やガス会社には問い合わせが多かったようだが、
「うちは停まってないから」というばかりだったらしい。
「断水」はデマ、とか報道されてましたが、断水じゃなくても断水になるよ、こういう理由でとか
困ってる人の立場で情報ほしかった。
あと電気機器は停電するときでなく、停電が戻るときに大電流がながれて壊れる事があり、
停電したらブレーカーを下げておかないと最悪火災が発生するらしい。
食べ物が全く無かったのは数日、特に土日だった。
わりとすぐカップラーメンは店頭に並び、ついでから揚げなどの揚げ物が並んだ。
生ものがなかなかなくて、カット野菜などは数日後までほとんどなかった。
けど食料は停電が長引いて冷蔵・冷凍品が販売基準を越えてしまって、
大量に廃棄されたことで一時不足したということだったようだ。
納豆やとうふ、もやしなど製造ラインが必要な食品は、中途廃棄が発生していたようで
品数がなかなか戻ってこない感じです。
節電でフル稼働できないのもあるらしい。
そして清掃工場が、生ものゴミが多く火が消えてしまって大変らしい。
そんな捨てるほど食べ物があったというのが衝撃。あの空腹はなんだったのか。
9月11日、久しぶりにコンビニで売ってた弁当たち。
安心感と、そして久しぶりだと結構美味しかったな。
まあすぐに飽きてしまうんだろうけどね。
▼食料の状況
9月6日(木)地震 コンビにはすぐに品薄になったが、スーパーなどは7日昼過ぎまでは結構品数あり。
8日~9日 配送が停まっており、どの店も営業停止か何も無くなる
10日 夕方くらいから弁当が少しだけ置かれ始める
13日 ほぼ平常化、と言われるが、惣菜系は品数は2~3種類と少ない。
本日16日現在も、まだ一部の棚は品物がない。
乳製品、飲料、たまごなど。店による感じ。
外食についてはほぼ通常通りに復旧してます。
ガソリンもまったく問題なし。
観光にきても、日高方面の一部は別としてほとんどは問題ないと思います。
ただあんな事があると、北海道って孤立した土地だなあと思います。
冬場も度々本州への道が途絶しますし、道路だけで繋がってないので
もし繋がってたらモノの値段は本州と一元化してるんだろうな。
11日の大通付近。昼間の雰囲気はほぼ元通りという感じでした。