郵便局めぐり(風景印と旅行貯金と旧線路情報)

郵便局と駅・廃線跡めぐり旅の記録です

2019.02.06 最近のこと

札幌に来てから、とにかく冬が長い。

最初の2年くらいは、このまま永遠に春はこないのではと本気で思ったりもした。

関東の寒さは、ちょっとしばらく寒いよ、ごめんよって感じで、

ちょっとするとすぐ水仙、梅が咲き始めて春がちょっとずつ近づいてくるのだが、

こちらの冬はどっかりと居座って、雪と氷に閉じ込められてしまって、

とにかくじっと待つしかない。そんな感じだ。

特に去年はケガのせいもあり、1月が1年くらいに感じた。

だから今年も覚悟していたのだが、思いのほか時間があっというまに過ぎていく。

もう2月に入っており、2月は短いからあっという間に3月になってしまうだろう。

時間の速く過ぎる感覚、去年との違いというとお酒を止めたこと。

年末のケガのボルト抜きで再入院があり、前の時に血圧が高めだったせいか処置に時間がかかったり、

アルコールの耐性の悪影響か、麻酔が利きにくかった気がした。

(おかげで2時間の予定が6時間くらいかかり、大変だったと医者から言われた)

再入院で同じ目にあうのが怖かったし、これから入院や手術というのは人生に早かれ遅かれあるだろう。

ケガや病気は突然くるから準備する間がない。

備えてないからこそ、隙をつくようにそれらはやってくるような気がする。

11月くらいに、そんなことで数日飲まずにいたら、意外と平気だったので今に至る。

私の母は保険屋でそういうことはよく聞かされてたが、

昨今は「何となく無く払っている保険料はムダ」とかよく聞くが、

あれ言ってる人って無責任だよな。

お酒のことと、通院費がないせいで負担が少なくなったこと、

通院で時間はとられないし身体は自由だからいつでもどこへで行けるし、ほんといいなあ。

病院通いってほんとう、不自由なものだ。

だがはたして、そんな人に対して自分は優しかっただろうか。

自分には関係ないって、どこかで思ってなかったか。

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1年前、退院後初めて遠出をした。岩見沢行きの高速バス。

ちょっとずつ治ってきたことが無性にうれしかった。

ケガは目に見えて治るが、病気だったりするとなかなか難しい人もいる。

去年は病院で大変そうな人、たくさん見かけた。

それまで会社への往復、たまにJRで出かけても、

大変な人は外にはでないから見かけない。

世の中には色んなものがあり、それを少しでも目に焼き付けたい。

旅をし続けよう、色んなものを見て心に刻み付けるために、

そう思っていつでも旅ができるようにって心に決めてそうしてきたんだよな。

結構前のことで最近忘れてしまっていたけども。