2019.01.09 奈良の旅・エピローグ①
最後、奈良からJR関西線で名古屋の方へ向かう。
青春18きっぷを利用しているのでだが、ちょっとマイナーなルート。
一旦快速電車で加茂まで3駅移動。そこから小さなディーゼルカーになる。
大阪からの6両の快速から1両のディーゼルカーへの乗り継ぎ。
事情を知らないで来た人が、え、これ?とびっくりしていた。
近くの近鉄線なんかから見たらえらい違いですからね。
電車、ディーゼルカーの乗換えがなんだか楽しいこのルート。
昔はこのルート、短くても2両は繋いでいて、5~6両の列車もあった。
電車通学の高校生も随分減って、1両でもいい感じに乗り切ってしまった。
向いあわせのいい席はとれないまでも、立って前の方を見ている分に問題なしだが、
もう20年近くぶりだものな。あっというまのときの流れよ。
運転室右側の展望スペースで、前面展望を楽しむ。
ここで撮ったのはYouTubeにいくつもアップされており度々見て楽しんでいるが、
やっぱり実際に乗るのは格別。左の加茂川の流れもいい感じ。
笠置駅。非電化時代の山陰本線、保津峡のあたりに良く似ている。
電車でGOの山陰本線編をやりたくなってくる。
やっぱり撮影する人が多いんだろうな。運転手にもプライバシーはありますからね。
でもJR北海道でこんなの貼ったら、いいように叩かれそう。
雨や雪がふったりやんだり。日本海の雪雲が流れてくると天気雨が。
奈良の町を歩いていたときもこんな感じだった。
新堂駅。昔、高校生の頃に夜行列車から乗りついでここで降りた。
木造の大きな駅舎にぽつんとおじさんがいて、東京から来ました、と話をした。
駅舎は跡形も無く、あの駅舎はもう自分の記憶の中にしかないのか。
そしておじさんはいま、どうしてるんだろう。
というか自分がすっかりおじさんだけどね。
遠くの山に雪。関西は意外と南の方でも雪が降る事が多い。
雪を見ると、そっちのほうに行ってみたくなるのはどうしてだろう。
飽きるほど毎日見てるのにね。雪のない場所育ちのなぞ。