夕張・清水沢
夕張支線が今月で廃止される。
去年の夏夕張を通りかかり、ふらりと清水沢駅へ立寄った。
ちょうど夕張支線の中間地点で、結構最近まで駅員がいたりしたのだが、
JR北海道の経営があやしくなってしまって、さびしい無人駅になってしまった。
人がたくさんいた頃の写真。
清水沢からはさらに「三菱石炭鉱業」の大夕張線が分岐していた。
当時は夕張支線ではなく「夕張線」で、となりの鹿ノ谷でも夕張鉄道線が接続していたので、
この線を「支線」と呼ぶのは個人的に違和感があります。
一時期は複線だった線ですし、今でも地方交通線でなく「幹線」の扱いです。
大夕張線は青森の津軽鉄道と共に、ダルマストーブ暖房の客車が残っていた。
廃線と聞いて、大夕張出身の方から寄せられた手紙が貼ってありました。
生まれた土地を離れて、札幌での暮らしのこと。
共感を覚える。
今でも市内の交通機関として、JRの利用は一定数あって、この日も高校生が降りてきました。
鉄道を維持するほどの人数ではもうないわけですが。