この道は札幌~十勝の短絡路でかつては物凄い交通量だったのだが、道東自動車道が開通して
今はわりと静かな峠道になりました。夕張から丁度1時間くらいで峠の中間の場所が、この日高町。
▲(道内/全国・55局) 日高郵便局
2010年7月に訪問済みで、峠越えの度に目の前を通っているのだが、
占冠と共になぜか局舎写真・風景印共に手元に無く、慌てて訪問。
確かに今回入ってみて、中の様子は記憶になくずっと素通りしていたらしい。
旅人が多いところで、ゴム印も2種類用意されていた。二つとも押印してもらう。
△道の駅は、274号・日勝峠の歴史展示コーナーがあるが、3年前の台風被害についても
展示がまとめられていた。通行再開まで丸1年、その後も一時迂回の仮橋から本橋への架け替えとかで
さらに1年は工事ばかりであった。
十勝への峠道は開拓の頃から崩れては補修しての繰り返しで、何とか維持された来たのだそうです。
道東道がなかったら十勝はほとんど孤立状態でした。
△占冠への道。季節はずれの雪で除雪も間に合って無い感じ。
まあ3月なら、ほっといてもすぐ溶けてくれます。
これが真冬だと、どんどん積もって走るところがなくなってしまうのだ。
▲(道内/全国・56局) 占冠(しむかっぷ)郵便局
日高町のお隣、占冠村。日勝峠の通行止め期間、道東道が無料化され時は一時すごい賑わいでした。
今はまた静かな村になりました。JR石勝線ができ、高速も出来て観光の村になってますが
閉鎖的な雰囲気も感じますね。高速道路やリゾート開発での建設ラッシュとかで
色々お金が動いたりしたんでしょうか。
2010年7月初報で、その時はまだ高速道が未完成だったんだよな。
▲(道内/全国・93局) 金山郵便局
ここは2010年8月初報。風景印のみ未収集だったために来ました。
前回は2014年3月、局舎写真撮りに来た。もう5年前のことだったのか。
静かないい駅。始めのころはよく快速狩勝で来てましたが、
東鹿越~新得間が不通になってからは縁遠くなってしまっていました。
根室本線のこの辺は石勝線が出来るまではメインルートだったので、
駅の有効長が長くて貫禄があっていいんですよね。
鉄道員や北の国からとか、あこがれの路線なのになんかもったいない感。
▲(道内/全国・54局) 下金山簡易郵便局
特定局からの格下げで局舎そのままと思われる。
最初に来たときは「郵便番号を書きましょう」のメモ帳がまだ残ってました。
今日はいつもの女性の受託者さんは見当たらず、若い男性が対応。
相変わらず味のある建物でした。ホントはあちこち移して残しておきたいのですが、
郵便局は金融機関なので、防犯上内部での撮影はNG。これは外から撮ってみました。
こういう曇りガラス戸って、いつくらいのものなんでしょうか。
昭和20~30年代?もっと古いのかな。
前身の下金山局は昭和11年開設のようなので、80年モノか。
この扉を今までどんな人が開けてきたのか、それはどんな人生だったのか、
その時どんな会話が繰り広げられたんだろうか。