最近、クラウドファウンディングで車両を保存しよう、ってのが北海道では多い。
183系とか、今はニセコエクスプレスが募集中みたいです。
そういえば岩見沢に711系・赤電がいたような。いつも場所判らずだったり、うっかり通過してしまったり。
万字線の上志文駅跡からほど近く、茂世丑~栗山への道の途中。
「大地のテラス」というレストランと、中古自動車屋の裏手にひっそりと。
まだ保存して数年と思うが、なぜか南側?の方だけ塗装がぼろぼろでした。
手を加えている途中なのかな?
こっち側(裏側?)は色あせてるくらいで原型を留めてました。
廃線跡でもないところに、しかもモハ抜きの変な編成なんですけど
架線もパンタもないのに意外と違和感感じませんでした。
北海道特有の春のセミの鳴き声が響き渡って、癒しの空間。
北の5月の空によく似合ってる。
現役当時のままの姿で、国鉄色に戻したりしてないのが却って好ましい。
こんなに今にも走り出しそうな保存車両って、あんまり見ないなあ。
線路もバラストもピカピカでよかった。
駅名表もJR北海道タイプ。
JR化の後の姿で保存するというのが、なんか斬新な気がします。
普通は登場時の近い姿に戻して保管するんですが、
前例に捕らわれないのが北海道の人のいいところだと思ってます。
クハ711-103。旭川行の幕になってた。
クハ711-203。
車内も手を加えず、椅子はラクダ色のモケットのままでした。
万字線万字駅の跡へも行ってきた。
駅舎は簡易郵便局として使われてます。
駅前広場。ちょっと左の方に行くと、お菊人形の万念寺。
今日はいい天気で気持ちよかったけど、冬場はひと気がなくてほんと寂しいところ。
万字線の沿線はもう数百人くらいしか人が住んでなく、過疎化が半端ない。
朝日駅跡には、ちいさなSLが置いてあった。
駅舎が残るのは上の万字駅と、ここ朝日駅。
あった駅は志文~上志文~朝日~美流渡(みると)~万字~万字炭山の順だった。
途中に栗沢温泉もあったのですが、訪れないうちに廃業してしまい、
バス停も「宮村東」になってますが、建物の外壁にはそのまま残されてました。
北海道のバス待合室も味があるなあ。今のうちに写真残しておきたいなあ。