郵便局めぐり(風景印と旅行貯金と旧線路情報)

郵便局と駅・廃線跡めぐり旅の記録です

2019.05.24 岩見沢の711系と、万字線沿い

最近、クラウドファウンディングで車両を保存しよう、ってのが北海道では多い。

183系とか、今はニセコエクスプレスが募集中みたいです。

そういえば岩見沢711系・赤電がいたような。いつも場所判らずだったり、うっかり通過してしまったり。

万字線の上志文駅跡からほど近く、茂世丑~栗山への道の途中。

「大地のテラス」というレストランと、中古自動車屋の裏手にひっそりと。

 

P5245367_s

まだ保存して数年と思うが、なぜか南側?の方だけ塗装がぼろぼろでした。

手を加えている途中なのかな?

 

P5245378_s

こっち側(裏側?)は色あせてるくらいで原型を留めてました。

廃線跡でもないところに、しかもモハ抜きの変な編成なんですけど

架線もパンタもないのに意外と違和感感じませんでした。

北海道特有の春のセミの鳴き声が響き渡って、癒しの空間。

 

P5245384_s

北の5月の空によく似合ってる。

現役当時のままの姿で、国鉄色に戻したりしてないのが却って好ましい。

こんなに今にも走り出しそうな保存車両って、あんまり見ないなあ。

線路もバラストもピカピカでよかった。

 

P5245390_s

駅名表もJR北海道タイプ。

JR化の後の姿で保存するというのが、なんか斬新な気がします。

普通は登場時の近い姿に戻して保管するんですが、

前例に捕らわれないのが北海道の人のいいところだと思ってます。

 

P5245381_s

クハ711-103。旭川行の幕になってた。

 

P5245380_s

クハ711-203。

車内も手を加えず、椅子はラクダ色のモケットのままでした。

 

P5245406_s

万字線万字駅の跡へも行ってきた。

駅舎は簡易郵便局として使われてます。

 

P5245412_s

 

P5245415_s

 

P5245417_s

駅前広場。ちょっと左の方に行くと、お菊人形の万念寺。

今日はいい天気で気持ちよかったけど、冬場はひと気がなくてほんと寂しいところ。

万字線の沿線はもう数百人くらいしか人が住んでなく、過疎化が半端ない。

 

P5245433_s

朝日駅跡には、ちいさなSLが置いてあった。

 

P5245420_s

駅舎が残るのは上の万字駅と、ここ朝日駅

あった駅は志文~上志文~朝日~美流渡(みると)~万字~万字炭山の順だった。

 

P5245435_s

 

P5245455_s

 

P5245459_s

途中に栗沢温泉もあったのですが、訪れないうちに廃業してしまい、

バス停も「宮村東」になってますが、建物の外壁にはそのまま残されてました。

北海道のバス待合室も味があるなあ。今のうちに写真残しておきたいなあ。