安平からは日高路を南下、日高振興局のある浦河。
去年8月、目の前まで来たのだが未収集だったとは。
郵便局のとなりに郵便局。一度見に来たいといつも思うのだが、とおいからなあ。
平日は16時~の営業とか。前は土日だけの営業だった時期もあったはず。
看板猫が目の前の道でお休み中。暖かい、というか暑いくらいだったな。
昔、今の仕事をはじめたころの趣味はミニシアターめぐりだった。
最近は映画もテレビもまったく見ない生活だなあ。
▲(北海道・235局/全国・240局再訪) 浦河郵便局
安平・遠浅郵便局から2時間とちょっとで到着。外壁が工事中だった。
局番:90025 1875(明治8)年1月2日開設。
北海道にきて最初に日高に来たとき、厚真~むかわと周ったあとで、2010年11月16日の訪問。
5月からはじめた郵便局めぐりが、あまり面白く感じなくなってきた頃で、
ここ1局だけ来ていた。秋が深まり、旅人の姿も減り自分だけ取り残されるような、そんな感じだった。
浦河は日高振興局(旧日高支庁)があり、札幌から遠いのにそこそこ開けている。
▲(北海道・839局/全国・892局再訪) 西幌別簡易郵便局
局番:90723 1961(昭和36)年8月15日開設。
JRの駅舎を利用した郵便局だったが、日高本線は長期運休中。
ただ駅は廃止されたわけではないので、ホームに入ることも出来る。
建物の中、出札所のあとみたいなところが郵便局。
狭い中に3人も人がいてちょっとびっくり。
▲(北海道・840局/全国・893局再訪) 鵜苫(うとま)郵便局
えりもへ至る国道336号沿い。
局番:90280 1941(昭和16)年1月26日開設
当初風景印未収集は浦河だけと思ったが、ここからえりもにかけては全部なかった。
前回は2013年8月28日、浦河東町簡易からえりも岬まで一日で回った。
今回と似た感じだが、あの時は浦河がすごく遠く感じた。
日帰りでここまで、と思ったのだがそれだけ北海道に慣れたってことかな。
▲(北海道・841局/全国・894局再訪) 様似本町郵便局
国道336号をさらに進み、エンルム岬のたもと。
左隣に八重桜が咲いて雰囲気いいところだと思ったが、
ここが蝦夷三官寺の一つ、等澍院(とうじゅいん)だった。
えりも町にあると勝手に勘違いしていた。
江戸幕府の北方支配に遡る歴史のある場所。
エンルム岬みたいな陸繋島の袂を船着場にするのが当時のスタンダードなのか、
局番:90303 1943(昭和18)年10月1日開設
▲(北海道・842局/全国・895局再訪) 様似郵便局
局番:90044 1874(明治7)年開設
浦河より開設が1年古い。こちらの方が町としては古いみたいですね。
だから日高本線がここまで来てたんですかね。
最近郵便局は工事が多い。増税前のかけこみでしょうか。
8%に上がる前も外装工事や立替が多かったような。
ただ今回は個人住宅の建設ラッシュはほとんど見ないですね。
やっぱり言うほど景気良くないですよね。
様似からえりもを目指す。鉄道も通らなかった場所。
海が荒れてました。関東で大雨が降った翌日。越波注意!
▲(北海道・843局/全国・896局再訪) 幌満(ほろまん)郵便局
局番:90231 1936(昭和11)年10月11日開設。
幌満のバス停。
▲(北海道・844局/全国・897局再訪) えりも郵便局
えりも町本町。局番:90008 1874(明治7)年開設。
神社の参道にあり、多分開設当初からこの場所にあるんでしょう。
1970年までは「幌泉」郵便局だった。今もここは「幌泉郡えりも町」。
郵便事業会社時代「苫小牧支店えりも集配センター」の表記が残る。
▲(北海道・845局/全国・898局再訪) えりも岬郵便局
本日の目的地、えりも岬。
局番:90066 1885(明治18)年2月開設。
岬のすぐそばの集落にある。1970年までは「襟裳郵便局」。
こんなところまで明治の頃に郵便局があったのはびっくりです。
北海道の郵便局は本州の郵便局より辺鄙なところにも古くからあったとこが多い。
交通・通信網の整備をそれだけ急いだということかと。
近くに「えりも岬ユースホステル」があったはずだが見つけられなかった。
もう取壊してしまったのかな。
浦河 | 様似 | 様似本町 | 鵜苫 |
幌満 | えりも | えりも岬 | 西舎 |
西舎は昨年8月訪問したときのもの。あの時は西舎以外は全部収集済みと思っており、
目の前まで来ていたのにスルーしていたのだった。5年前を思い出しながらの楽しい再訪問の旅だった。