郵便局めぐり(風景印と旅行貯金と旧線路情報)

郵便局と駅・廃線跡めぐり旅の記録です

2019.05.22③ 日高路・思い出の様似駅

日高~えりもの旅の帰り道である。

16時前にえりも岬局を後にし、帰りがけ様似駅へ立ち寄り。

前にも書いたが、JR線全線完乗を果たした場所で、思い出の場所である。

 

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駅前にはすこし季節外れの桜。山の方から持ってきたのかな。

 

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ここで、JRに全部乗る旅が終わった。列車の中から終着駅の車止めが近づくのが見え、

気動車は左右に揺れながらブレーキをかけ、やがて止まりドアが開いた。

JRに乗るなんて、暇さえあれば誰でもできるようなことだしやっている人も結構それなりにいる。

なのに意外にも、えもしれない達成感と同時にもう目指す事がないという寂寥感。

複雑な気持ちで眺めた車止めなのである。

 

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線路の先に家が建っていて、これ以上延ばしようがない感じが何とも言えない。

江差新十津川とか、北海道の終着駅はこんな感じが多いかもだが。

 

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終端まで行って振り返った。ここまでのことなんかなど。

あの頃、ここは遥かかなたの遠い場所だった。苫小牧から往復すると7~8時間。

長いけど湿原、海沿いのがけっぷちや、昆布干し場の中とか

他の路線ではまず見かけない景色がたくさん見れる路線でしたね。

乗ってる人のマナーや運転手さんの振舞いも独特で、別世界だったなあ。

 

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苫小牧方面。信号は消灯してるけど、それ以外は現役のまま状態が維持。

廃線が確定したせいか、久々に来たら結構草が生えだしているとこが出始めてたりしてますが

様似駅の周辺はきれいなままでした。

 

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まだ駅としては通常営業中、土日もちゃんと8時~16時半で営業してるみたいでした。

ついたのが17時で、まだ営業しているかと思ってきたのですが、タッチの差でした。

最近はみどりの窓口があるような駅まで無人化しているので、貴重な存在と思います。

 

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代行バス鵡川~静内間がはな交通/むかわ観光バス、

静内~様似間がJR北海道バスでの運行。

 

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普通、代行バスは運賃収受はきっぷを受取るだけのことが多いのですが、

さすがに長期化しているので運賃箱が取り付けられたみたいです。

 

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様似~えりも岬~広尾~帯広のバスが乗れるきっぷ。

「2日間乗り放題」とのことだがその割に片道乗車のみとのことなので

単に途中下車可能な片道きっぷってことでしょうかね。

それとも起点に戻らない限りは戻ってもOKとか?

一度使って謎を解いてみたい。

というかそもそもJRバスって途中下車できなかったかな?

周遊券とかだけだったかな?

 

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前のクルマは帯広ナンバーで、高速はいるまでずっと一緒でした。

北海道で下道走っているとこういう感じのこと、多いです。

様似から3時間弱で札幌・大谷地まで戻りました。疲れた。

まだお休みは2日残ってますけどね。