郵便局めぐり(風景印と旅行貯金と旧線路情報)

郵便局と駅・廃線跡めぐり旅の記録です

2016.08.25 三江線沿い・宇都井~三次⑨

そして、天空の駅・宇都井。

クルマで行ってはじめてわかったけど、すごい辺境の山村に

駅を作った感じでした。開業した昭和50年って、田中角栄の列島改造時代でしたっけ。

 

P8251480s

 

P8251479s

 

P8251477s

炭鉱にありそうな設備。

P8251486s

P8251488s

石州瓦の屋根。町が明るく見えていいですね。

 

P8251492s

ついに島根から広島に突入する。

やった、広島だ!

 

P8251498s

▲(広島・2局/全国・1640局) 大津郵便局

局番:51482  1949(昭和24)年3月26日開設

2011年春、九州新幹線の旅で尾道に来て以来の広島だ。

三江南線の終点だった口羽の対岸。この辺は江の川を挟んで左岸(北側)が広島、

右岸(南側)が島根。一つの土地を取り合うように対峙していて、

郵便局もそれぞれ存在。どういう経緯なんでしょうね。

 

P8251501s

県境の「両国橋」を渡り、島根側の口羽の町。

石州瓦の実にきれいな町並み。駅は町外れに小さくあるだけだったので、

こんなにきれいな場所だとはまったく知らなかった。

郵便局回ってるとこういうことがたくさんあるんですよ。

 

P8251502s

▲(島根・18局/全国・1641局) 口羽(くちは)郵便局

局番:53053  1881(明治14)年4月1日開設

隣の木造の洋館は旧局舎かな?更にその隣に銀行らしきものが。

江戸期から商業が盛んな土地だったらしい。

こんなに生きてきても、知らないことだらけ。痛感。

 

P8251515s

駅は町の外れにぽつんと。小さな駅なので、集落があんな立派とは露知らず。

 

P8251521s

口羽へは広島側・三次から建設が進み、最終的に島根側へ繋がったのだが、

ここが島根ということを考えると、島根の方と直結した事が大きかったんだな、と。

 

P8251527s

今、口羽駅にいる。夢のようです。

国鉄全線全駅が子どものころのバイブルでした。そんな景色の中にいることは

自分にとってとても価値のあることなのです。

 

P8251531s

また県境を越えて広島側へ。

 

P8251535s

▲(広島・3局/全国・1642局) 作木郵便局

局番:51116  1882(明治15)年8月1日開設

2004年に三次に合併するまでは作木村の中心。

町は江の川の北岸、三江線は南岸を走っている。

 

P8251542s

▲(広島・4局/全国・1643局) 香淀(こうよど)郵便局

局番:51359  1935(昭和10)年4月21日開設

ここも江の川北岸の町。この辺の三江線は戦後の開通なので影が薄い。

島根のための線だったんだろうなあ。

 

P8251552s

▲(広島・5局/全国・1644局) 三次西中町郵便局

局番:51589  1977(昭和52)年11月15日開設

三次の街中へ。瓦屋根が立派ですが、わりと新しい郵便局。

 

P8251558s

▲(広島・6局/全国・1645局) 三次日出(ひので)郵便局

局番:51492  1958(昭和33)年12月16日開設

三次駅の近く。今の郵便局めぐりはじめる前、学生の頃来た事があったような気がする。

行って見ると思い出すのだが、意外と結構回ってたんだよな。

大学4年間だけで300局くらい行ってたと思う。ほとんど都内と近郊だったと思うけど。

 

P8251562s

▲(広島・7局/全国・1646局) 三次郵便局

局番:51005  1872(明治5)年7月1日開設

ここも来た覚えがあるなあ。結構行ってたんだな、あの頃も。

これでこの日は終了、島根へ戻っていくのでした。

Kuchiha Sakugi

 

Hinode Miyoshi