そして、天空の駅・宇都井。
クルマで行ってはじめてわかったけど、すごい辺境の山村に
駅を作った感じでした。開業した昭和50年って、田中角栄の列島改造時代でしたっけ。
炭鉱にありそうな設備。
石州瓦の屋根。町が明るく見えていいですね。
ついに島根から広島に突入する。
やった、広島だ!
▲(広島・2局/全国・1640局) 大津郵便局
局番:51482 1949(昭和24)年3月26日開設
三江南線の終点だった口羽の対岸。この辺は江の川を挟んで左岸(北側)が広島、
右岸(南側)が島根。一つの土地を取り合うように対峙していて、
郵便局もそれぞれ存在。どういう経緯なんでしょうね。
県境の「両国橋」を渡り、島根側の口羽の町。
石州瓦の実にきれいな町並み。駅は町外れに小さくあるだけだったので、
こんなにきれいな場所だとはまったく知らなかった。
郵便局回ってるとこういうことがたくさんあるんですよ。
▲(島根・18局/全国・1641局) 口羽(くちは)郵便局
局番:53053 1881(明治14)年4月1日開設
隣の木造の洋館は旧局舎かな?更にその隣に銀行らしきものが。
江戸期から商業が盛んな土地だったらしい。
こんなに生きてきても、知らないことだらけ。痛感。
駅は町の外れにぽつんと。小さな駅なので、集落があんな立派とは露知らず。
口羽へは広島側・三次から建設が進み、最終的に島根側へ繋がったのだが、
ここが島根ということを考えると、島根の方と直結した事が大きかったんだな、と。
今、口羽駅にいる。夢のようです。
国鉄全線全駅が子どものころのバイブルでした。そんな景色の中にいることは
自分にとってとても価値のあることなのです。
また県境を越えて広島側へ。
▲(広島・3局/全国・1642局) 作木郵便局
局番:51116 1882(明治15)年8月1日開設
2004年に三次に合併するまでは作木村の中心。
▲(広島・4局/全国・1643局) 香淀(こうよど)郵便局
局番:51359 1935(昭和10)年4月21日開設
ここも江の川北岸の町。この辺の三江線は戦後の開通なので影が薄い。
島根のための線だったんだろうなあ。
▲(広島・5局/全国・1644局) 三次西中町郵便局
局番:51589 1977(昭和52)年11月15日開設
三次の街中へ。瓦屋根が立派ですが、わりと新しい郵便局。
▲(広島・6局/全国・1645局) 三次日出(ひので)郵便局
局番:51492 1958(昭和33)年12月16日開設
三次駅の近く。今の郵便局めぐりはじめる前、学生の頃来た事があったような気がする。
行って見ると思い出すのだが、意外と結構回ってたんだよな。
大学4年間だけで300局くらい行ってたと思う。ほとんど都内と近郊だったと思うけど。
▲(広島・7局/全国・1646局) 三次郵便局
局番:51005 1872(明治5)年7月1日開設
ここも来た覚えがあるなあ。結構行ってたんだな、あの頃も。
これでこの日は終了、島根へ戻っていくのでした。