郵便局めぐり(風景印と旅行貯金と旧線路情報)

郵便局と駅・廃線跡めぐり旅の記録です

2019.09.06 夜のわっかない

最後は礼文からフェリーで稚内へ戻り、久々の稚内でちょっとダラダラして帰路につきました。

 

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北防波堤ドーム。樺太への連絡船のりばへの通路として作られたもの。

いつも北風が強い稚内駅の周辺で、風をよけて歩けるようになっていた。

あの頃、樺太へ渡った人はここを歩いたのか、と思うと感慨深い。

 

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防波堤なのですが、樺太の存在を誇示するためだったのか、

重厚なつくりになってます。着工昭和6年、完成同11年。

連絡線の通路としては9年しか用を成してない。

列車が横づけにされたのかとずっと思ってましたが、ただの通路だったみですね。

昔の、神田にあった交通博物館の中みたいな雰囲気。

 

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稚内に戻ると、すっかり真っ暗。

でもほっとしました。札幌と同じ陸地という安心感。

 

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最後に100年記念塔のある山の方から夜景を眺め、

久しぶりの稚内の町に別れを告げ、札幌に向かいました。

しかし、思いのほか懐かしかったな。