最後は礼文からフェリーで稚内へ戻り、久々の稚内でちょっとダラダラして帰路につきました。
北防波堤ドーム。樺太への連絡船のりばへの通路として作られたもの。
いつも北風が強い稚内駅の周辺で、風をよけて歩けるようになっていた。
あの頃、樺太へ渡った人はここを歩いたのか、と思うと感慨深い。
防波堤なのですが、樺太の存在を誇示するためだったのか、
重厚なつくりになってます。着工昭和6年、完成同11年。
連絡線の通路としては9年しか用を成してない。
列車が横づけにされたのかとずっと思ってましたが、ただの通路だったみですね。
昔の、神田にあった交通博物館の中みたいな雰囲気。
稚内に戻ると、すっかり真っ暗。
でもほっとしました。札幌と同じ陸地という安心感。
最後に100年記念塔のある山の方から夜景を眺め、
久しぶりの稚内の町に別れを告げ、札幌に向かいました。
しかし、思いのほか懐かしかったな。