地元の川崎。札幌からの普通列車の旅、やっと到着。仙台から約6時間。
もうすでに夕方である。
こっちのメンバーとはしばらく音信不通だったのだが、業務の絡みで
連絡が取れるようになったので顔を出してみたのだった。
ここに配属になったのは2003年の春、右も左も分からない中。
ここの桜並木はとても綺麗で、これからどうしていったらいいかわからず
そんな中で見上げた桜。
会社で5年働いてきてはいたもののマニュアル通りに動けばいい仕事しか経験がなく、
これはどうする、あれはどうすると次から次へあふれ出てくる?はてなに
ぶつかっては次々と業務に落とし込んで行く先輩たちを尻目に、自分はただ右往左往し、
毎日落ち込むばかりの日々であった。
でもここを歩いていると、今日はいい仕事しようって気持ちが湧いてくるなあ。
札幌でそんな気持ちになることは、まったくないのにである。
まあ、青春の思い出といった感じでしょうね。
来年の春は久しぶりに東京の桜を見れると思います。
毎日見ているような何気ない景色、花、空とかそんなものからどれほどの元気を貰っていたのだろう、
そして疲れたとき、つらいときどれほど励ましてくれていたんだろう。
それを簡単に触れる事ができないようになって、初めて気付かされました。
郡山で買ったお弁当。電車が混んでて、大宮からのグリーン車でやっと開封。
おお、相馬中村藩の家紋とトレードマークの馬だ。
ところで福島に夜ノ森ってところがあるのですが、ここの桜は綺麗らしいのですが
帰宅困難地域。もうじき解除になるはずなので、こちらにも足を運びたいなあ。
この相馬の近く、同じ浜通りの町です。