郵便局めぐり(風景印と旅行貯金と旧線路情報)

郵便局と駅・廃線跡めぐり旅の記録です

2019.12 愛知県庁

先週、名古屋/愛知へちょっと旅をしてきた。

主目的は、今月末で閉局になる郵便局があるので、そちらへのお別れでした。

体調崩した直後でしたが、すこし無理して行ってきました。

ですが、あんまりにもよい旅でした。名古屋最高。

 

f:id:manok-rosen:20191229095212j:plain

愛知県庁。北海道庁の愛知版でほぼあってるでしょう。

管掌地区が愛知県内だけですが、雰囲気はほぼ一緒でした。

中に郵便局があるのでそちら目的だったのですが、重厚。

 

f:id:manok-rosen:20191229100306j:plain

三菱UFJ。道庁だと北洋銀行が入ってますね。

北海道の現在メインの新庁舎は昭和30年代建設ですが、こちらは昭和一桁。

 

f:id:manok-rosen:20191229100604j:plain

郵便局。木製の扉ですが、なんと自動。

20~30年位前は都内もこんな建物が随所にあったのですが、バブルや土地利用の高度化・耐震化、省エネ化もろもろで数を減らしました。

 

f:id:manok-rosen:20191229101201j:plain

名古屋は空気がゆったりしてました。東京はエスカレータや電車乗るときも我先に、と歩く人が多くて自分もそんな一人だったのですが、札幌生活が長くなっていつのまにかそうでなくなりました。

みんなちょっと急ぎすぎ。仕事も世の中もそんな感じで動いてます。そのくせ移動の効率は人が多すぎて悪いから結局、そんな得してないかと。

名古屋や札幌くらいの人口は本当に理想的だな。

札幌は名古屋から移住組が多いと思ってましたが、街の雰囲気が似てて違和感がないのかもしれないなあ。

東京からの人はどっかで帰ってしまう。仕事の量・質が違うせいかな。給料、スキルどれをとってもレベルが違いますからね。

 

f:id:manok-rosen:20191229102050j:plain

市役所と並んで建ってます。

昭和天皇即位記念で、昭和5年竣工。日本の植民地時代ですね。総督府の国内版でしょうか。この時期のある種威圧的な雰囲気は私には抵抗があります。結果戦争に行き着いてしまいましたら。

でも私の高校や大学にもこの頃の建物はあったのですが、どっしり落ち着いていて勉強しよう、ここで同じ思いで過ごしてきた人たちの思い、汗がしみ込んでいるせいなのか、世の中をよくしようとかって気持ちになるんですよね。頭で感じることと、感覚で感じることって往々に相反します。旅、映画。

これができたての綺麗な建物だと、そうはならない気がします。

 

しかし楽しかった。本業がうまく行ってないときこそ、旅は楽しい。私にとって旅は前に進むエネルギーを与えてくれます。そのためならどんなこともするぜって。

このときの記事は追って(多分数ヵ月後)まとめて記事にします。

そして今日から明日は、福島・浜通りの旅へ出ます。常磐線北部。念願のです。

では。