引続き江差線の廃線跡。2014年5月の廃止ですので、廃止後2年時点での記録です。
天の川第一橋梁。一番の撮影場所だったところ。橋は記念にとってあるのではなくて撤去費用の問題みたいです。ここから見てると、今でもキハ40が走ってきそうだ。
湯ノ岱駅。この時点では駅舎はそのまま。バス待合所として活用。
JR北海道の旅行商品ツインクルの案内も残る。
ここは最後まで駅員がいて、みどりの窓口はなかったけど指定券とかの取次ぎもしてましたし、18きっぷの常備券も私が札幌に来た頃はまだありました。
ここも湯ノ岱駅。駅員が常駐していて管理が行き届いていたせいか、まだ全然荒れてない感じでした。今は廃止後5年になるので状況変わってしまったかな。
廃止前は何度行っただろう、4~5回いやもっとかな。
札幌転勤の最大のメリットだったな。
この景色見るだけで、列車のタイフォンの音、エンジン音、運転手と駅員さんのやりとり、除雪要員の方々のきびきび動き回る姿とか、それを見に来た同業者の方の姿とか、いろんなことが浮かんでくるなあ。
神明駅。ここもまだそのままでした。
駅の近くに数件民家があり、そのために駅があるような感じだった。
民家からは昔と変わらずカラオケの音が聞こえていたので、ご健在な様子。
北海道に長くいると、数年に1回くらいのペースで安否確認するような感じでお会いする方が増えてくる。なぜだ。
神明~吉堀間は結構な勾配。そして実質的な利用客は皆無でした。
廃線が決まってからは急に増えましたが、それまでは自分以外の状況が乗ってるの見た事がなかったです。
峠のトンネルは改修されて道路用トンネルに。新吉堀トンネル。
この時は未供用でした。
吉堀~神明間の高架。ここは横から撤去作業のための作業道があったのでそちらから線路へ上がってみた。
峠の前後で、気動車があえぐように登っていった坂。
上から見るとかなり高い。これ、入っちゃいけな。何も書いてなかったけど・・。
こんなところ、365日何十年も維持してきたなんてすごい事ですね。
線路沿いの木柱も江差線らしい景色の一部でした。
木古内よりのガードは危ないみたいで、入れないよう柵が噛まされてました。
でも本州みたいには来る人がいないみたいで、いい感じで放置されてますね。
吉堀。ここの待合室も好きでした。あっというまに草ぼうぼう。
もともと無人駅だったせいでしょうかね。
いわゆる車掌車をそのまま持ってきたもの。ちゃんと二重窓だった。
渡島鶴岡。ここはトロッコ列車として活用されているので、そのままですね。
鶴岡~吉堀間。左側が線路敷。ここは一駅の間あるいたことあり。
寒かったな。気温は0度かマイナス1度くらいだったけど、知らない場所で長く感じたなあ。
ということで函館~江差の話はこれで終了します。
季節感がかなりずれているので、次回は冬の話にしようかと思います。