郵便局めぐり(風景印と旅行貯金と旧線路情報)

郵便局と駅・廃線跡めぐり旅の記録です

2016.08.19 積丹へ

この頃は毎週出かけてました。思い残さぬように、今できることを今のうちに。

ただこれはちょっとやりすぎ。半年位して燃え尽きてしまいました。北海道は夏は気分が高揚するのですが、冬になると日差しがなくてつらかった。

 

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▲(北海道・526局/全国・559局) 余市沢町郵便局

局番:90062 1891(明治24)年5月1日開設

積丹の郵便局は押しなべて古い。ニシン漁で明治初期までは相当栄えていたものかと。

 

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▲(北海道・528局/全国・561局) 古平(ふるびら)郵便局

局番:90011 1872(明治5)年(日付不明)開設

古平のメインの集落を過ぎて港町の方に折れた先にある。

なお余市と古平の間にある「豊浜トンネル」はかつて崩落事故で惨事があったところです。1996年2月10日のことで、あれから24年経つそうです。当時テレビで救出作業が中継されていたので、私は川崎の自宅で固唾を呑んで見守っていました。

 

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▲(北海道・529局/全国・562局) 美国(びくに)郵便局

局番:90041 1895(明治28)年7月1日開設

不思議な響きの地名。北前船の寄港地というか、避難港。

札幌からの高速バスしゃこたん号の終着(夏季は1便・積丹岬まで延長運行)。

ちなみに美国は中国語だとアメリカ合衆国のことらしい。ややこしい。

語源はよくわからないが、美国場所が美国郡美国村へ、そして積丹町になったようなので古い地名であることは間違いなさそう。

 

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▲(北海道・530局/全国・563局) 野塚郵便局

局番:90022 1878(明治11)年(日時不明)開設

余市からの国道が海にぶつかるところにある集落。うに丼の聖地「みさき」はこの近くです。

 

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▲(北海道・532局/全国・565局) 余別郵便局

局番:90079 1900(明治33)年8月1日開設

余市から続く積丹半島東側の道の一番奥。この先の半島西側は山が険しくて、ながらく未開通だったが今は長いトンネルで結ばれて岩内の方に出れるようになった。

 

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▲(北海道・531局/全国・564局) 入舸(いりか)郵便局

局番:90109 1903(明治36)年12月10日開設

読めない。こんな難しい字だけど変えたりしないでほしい。美国とともに大好きな地名。意味は「入舟」と同じで北前船の停泊地ということみたいです。

この局で13冊目へ通帳繰り越しになりました。

 

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「みさき」のうにいくら丼。正直いっぺんにいくらとウニこんなに食べなくても、ね。

でも札幌からこれ目指して毎年食べに行く人は少なくないみたいです。なお基本的には6月~7月頃の限定品です。3000円くらいです。