郵便局めぐり(風景印と旅行貯金と旧線路情報)

郵便局と駅・廃線跡めぐり旅の記録です

2017.04.21 道南①/乙部・熊石

2泊3日の道南の旅。春を感じながら、あわよくば桜を愛でよう。

1日目は新函館北斗の近く、旧大野町へ宿泊。

 

f:id:manok-rosen:20200429232201j:plain

乙部・元和台からの日本海。この海は奥尻への行き帰りの船から、この間眺めたけど光がキラキラ光って格別。あの時は北海道の郵便局完訪を果たした後で、また一際目に優しかった。

まずは江差から日本海側を北上する。この辺は札幌に来た年の2010年8月に訪問。まだ風景印を始める前。そのための再訪問。

 

f:id:manok-rosen:20200429232719j:plain

▲(道内/全国・138局) 江差水堀郵便局

局番:94091 1940(昭和15)年12月21日開設

1984年「魚成川(うぐいがわ)」より改称

江差町の北側の農村地帯。7年ぶりの再訪だったが、これくらいあくとうろ覚えで、思ってた場所と180度逆側にあった。あのころは1局ごとに新鮮な発見があったな。

 

f:id:manok-rosen:20200429233637j:plain

▲(道内/全国・137局) 乙部郵便局

局番:94012 1880(明治13)年4月16日開設

乙部町の中心。丸く円形なのが印象的な外観。明治期の開設局。

 

f:id:manok-rosen:20200429234058j:plain

檜山のこのあたりは古くから和人の居住が認められていたので、古い神社がある。

この乙部は戊辰戦争で官軍が上陸した地点。

 

f:id:manok-rosen:20200429234514j:plain

△生命の泉、八幡さんの水。

奥尻島地震の教訓で、この地域には湧き水が多数整備されている。

 

f:id:manok-rosen:20200429234809j:plain

ここも北前船の寄港地です。

曲がりくねった道が江戸期からの町並みであることを伝えていました。

 

f:id:manok-rosen:20200429234932j:plain

▲(道内/全国・136局) 栄浜郵便局

局番:94035 1900(明治33)年8月1日開設

1本道の国道230号に沿って郵便局が点在する。この辺の郵便局も函館からバケツリレー方式(というか飛脚方式)で配送網が構築されていた名残りで、まるで鉄道の駅のように線上に郵便局が連なっている。面白いのはそのルートが松前をくるっとまわっているところで、北前船のルートを陸に上げたってことなんでしょうかね。

続く。