郵便局めぐり(風景印と旅行貯金と旧線路情報)

郵便局と駅・廃線跡めぐり旅の記録です

2017.04.21② 八雲/熊石

江差から日本海側を北上。乙部町から八雲町(旧・熊石)へと進んで行く。

 

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▲(北海道/全国・135局) 豊浜郵便局

局番:94024 1872(明治5)年10月1日

明治5年開設局。今年で148年目。道南を旅していると、北海道に歴史はないって言う人を問い詰めたくなる。北前船の通り道なので、かなり前から人の往来はあったのでしょう。

 

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△初報時の写真。2010年8月。暑い日でした。大事に使われている局舎。

 

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▲(北海道・134局) 館平(たてひら)郵便局

局番:94016 1884(明治17)年8月1日開設

ここから八雲(熊石)。

 

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10年前。これ意外と時間がかかるな、と思ったものです。

 

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▲(北海道・133局) 熊石郵便局

局番:94006 1872(明治5)年10月開設

八雲町熊石地区の中心。熊石町は平成大合併で2005年10月に八雲町と広域合併。本州だと合成地名や別の新名称になることが多いのだが、北海道では地域が独立して成立した市町村が多いので、大きい方の名前だけ残るケースが多い。

八雲は渡島なので檜山支庁(振興局)は南北に分断されてしまった。

 

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10年前。ほとんど変化ないですね。ATMの看板がゆうちょ銀行になったぐらいか。

 

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▲(北海道・132局) 関内(せきない)郵便局

局番:94046 1908(明治41)年2月26日開設

 

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△10年前。空が青いぜ。赤い丸ポストは次もそのままありました。

 

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貝取澗(かいとりま)簡易郵便局

貝取澗郵便局(局番:95009)1903(明治36)年~1983(昭和58)年廃止

貝取簡易郵便局(局番:95702)1983(昭和58)年7月1日開設~

※2007年10月1日一時閉鎖~2015年1月1日廃止

ここは小学校もあったような集落だったようですが、学校はなくなり郵便局も簡易局化された後一時閉鎖→廃止。

ここは大成町だったところですが、奥尻島地震の際の被害が衰退のきっかけになったようです。漁業が被害を受け、生業がなくなり衰退に歯止めがかからなくなったようです。今のコロナを見てると、国中でこんなことにならないか心配。

ちなみにこの建物は国民宿舎「あわび山荘」で、その中に簡易局があったみたいです。