郵便局めぐり(風景印と旅行貯金と旧線路情報)

郵便局と駅・廃線跡めぐり旅の記録です

2017.05.09 札幌・東区(苗穂近辺)

札幌の東区のあたりは、市内に住むことになるまで全く足を踏み入れたことがなく、自分の頭の中の地図ではずっと空白のままだった。

郵便局めぐりで縦横無尽に歩くようになって始めて知ることになった。

 

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とりあえず苗穂神社。札幌の桜はもう終わりの時期。

 

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東区は元々は純農村の「札幌村」が起源。これとは別に明治政府=開拓使が札幌町を設置、北海道の中心に据える。

札幌村は開拓使に先立ち幕府の官吏の大友亀太郎が中心になって開拓。薩長の明治政府にとっては北海道開拓は明治政府が一から行ったことにしたかったらしい。

そのため札幌神社を名乗ることは認められず、苗穂神社となった経緯がある。

 

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▲(北海道・638局/全国・688局) 札幌本町郵便局

局番:90382 1967(昭和42)年12月1日開設

消費者金融のビルに入居している。すぐ近くに札幌刑務所があり、一部の住民の質が微妙な印象でした。「本町」は札幌の村の本町かな。

刑務所では更生作業の家具を製作していて、安くて人気があるようです。

しまむら土下座事件があったのもここですが、このしまむら、結構安くて品揃え良いんですよね。札幌では貴重な鉄道模型屋が隣にありましたが、ちょっと前に閉店してしまいました。

 

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▲(北海道・639局/全国・689局) 札幌苗穂郵便局

局番:90235 1936(昭和11)年4月1日開設

苗穂の町の中心です。JRの苗穂駅からは2キロくらい離れてて駅前とは別の町。

 

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JR北海道車両基地と工場があります。北海道を代表する工場で、戦前にはここでSLや貨車を製造していたり、今でも車両の改造をしたりしてて興味深い場所です。

 

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▲(北海道・640局/全国・690局) 苗穂駅前郵便局

局番:90208 1931(昭和6)年11月16日開設

古い局舎。函館線の線路の南側のこの辺は住所は苗穂でなく、北二条東16丁目。

目の前の通りは元市電通り(市電苗穂線・1971年9月末で廃止)。

 

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▲(北海道・1479局/全国・1657局) 道央札幌郵便局

局番:90600 2017(平成29)年4月23日開設

新しい郵便局がひっそり出来ました。札幌中央局の集配機能を移転させた、地域区分局。郵便局というより物流基地。ゆうゆう窓口含めて、一般向けの窓口は一切無し。

中央区で投函するとほぼ、ここの消印が押されるようになりました。

この日は以上。