幌延に着いたら、普通に乗換えて今来た道を戻りました。
上幌延。
南幌延。
安牛駅。
この辺の駅は軒並み「ご利用の極端に少ない駅」としてピックアップされていた。
雄信内(おのっぷない)駅。
ここは古い駅舎そのまま残されていて、その筋には有名。
天塩川。松浦武四郎が北海道探検の最中、このあたりでここを「北海道」と命名したと言われている。
歌内駅。
佐久駅。長野の佐久平とは特に関係ないらしい。
北海道命名地。ここだけ河原が広がっている。
昔はこの川沿いに奥地に入って、最後はけものみちを山越えして内陸へ入っていった。
名寄などの開拓も最初は天塩川の舟運を利用したようだ。大変だったろうな。
筬島(おさしま)駅。
一度見たが、彼の後ろを振り返らない潔さと、自分たちの受け継いできたものを次に渡せない切なさ。彼は若い頃鎌倉彫の彫刻家として神奈川に居たこともある。
彼の作品にはもっと触れてみたいのだが、木の彫刻ゆえ年月と共に数を減らしている。野ざらしの彫刻が多いのだが、あえて延命措置をするなと彼の遺言によるものらしい。
続く。