ちょっと、ひとり言です。
先日みなとみらいを歩いた。そしたらここは昔学生の頃からよく遊び・仕事に来ていたところなので、景色見てると色々考えてしまいました。
学生の頃からよく来た街。1991年に大学入学しているので、ちょうどその前後にみなとみらい、八景島、臨海副都心とかが打ち出されていた時期。
バブル真っ只中での計画。あの頃は華やかだったな。人生設計、就職、旅行とか。
大学でたら企業への就職は引く手あまた、エスカレーターで出世していくし、成果主義でもなく年功序列で給料があがる時代。実現されたのは前の世代が戦後何もないところで黙々とものづくりに打ち込んでくれていたおかげだったのですが、世の主役は金余りで地上げ、不動産や株に投資するほうが地道な仕事よりはるかに儲かったし、格好いいとされてました。
ただそんなギャンブルみたいな儲け方で続くわけも無かったので、今の日本があるわけです。ただその時の状態が「正常」「常識」になってしまって、みんなそれを目指して今も生きているから、だからつらいんじゃないか。
昭和40年代くらいの生活レベルでお互いよしと思えればいいのだけどね。
いや、ただ懐かしかっただけのことです。
ただ当時の日本が投機に走らず、地道なものづくりでひたすら突き進んでたら今頃どうなってたんだろうなあ。もったいなかったなあ。