郵便局めぐり(風景印と旅行貯金と旧線路情報)

郵便局と駅・廃線跡めぐり旅の記録です

2018.08.02 根室とその周辺①

根室の旅館に泊まって、次の日は周辺の郵便局を回る。

根室郊外の局は1度来ているものの、まだ本格的に局めぐりをはじめる前。最東端・ノシャップ岬へ来るついでだったので局舎の写真を撮ってなかった。

 

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▲落石郵便局①(北海道/全国・28局)(再訪)

局番:93007 1880(明治13)年5月1日開設

この日はこちらから。朝から陽射しが半端なかった。

局の開設が非常に古い。北方警備の関係で重要な場所みたいで、根室線の線路は遠回りして海沿いを走っている。

 

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落石局向かいの民家。後ろは海の崖。

 

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▲和田簡易郵便局②(北海道/全国・29局)(再訪)

局番:93716 1978(昭和53)年7月31日開設

和田は屯田兵村があったところ。今でも被服庫が残されている。

もともと和田郵便局があったが今は簡易局になっている。

 

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▲花咲郵便局③(北海道/全国・30局)(再訪)

局番:93032 1938(昭和13)年12月21日開設

根室市の南側=太平洋側の花咲港にある。

古そうな局舎にロシア語のキリル文字の表記もされている。

 

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花咲の金比羅神社。富山・石川の船団の名前。おそらく北前船主によって奉納されたのだろう。

 

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花咲港のバス停。JR花咲駅は廃止されたがバスは中々本数がある。

 

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▲歯舞(はぼまい)郵便局④(北海道/全国・32局)(再訪)

局番:93010 1899(明治32)年11月1日開設

納沙布岬へ進む途中の大きな集落。かつては根室拓殖鉄道が引かれていて終点だった。

昆布の産地で現金収入があるせいか立派な建物が多い。

 

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▲珸瑤瑁(ごようまい)郵便局⑤(北海道/全国・33局)(再訪)

局番:93030 1939(昭和14)年5月26日開設

日本最東端の郵便局。局内には国内東西南北の端っこ局の風景印が貼ってありました。

 

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旧・珸瑤瑁局の跡地。現在の局舎よりさらに100mくらい東側にありました。

台風の被害で局舎にひびが入ってしまいしばらく休止してました。

てっきりこのまま廃止されてしまうのかと思ってました。よかった。

 

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根室郵便局⑥(北海道/全国・31局)(再訪)

局番:93001 1875(明治8)年1月10日開設

根室の本局。明治8年に郵便網が到達したということなのかな。

港の近くで、歴史を感じる立地。近くには銀行もあって道東の中心地だったことを思わせる町並みになってます。

 

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根室港(ねむろみなと)郵便局⑦(北海道・1482局/全国・1667局)

局番:93037 1943(昭和18)年11月11日開設

根室千島町(~1953年6月)、根室汐見(~2001年6月)と2回改称。

ここから根室市内局は初報。

 

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▲光洋簡易郵便局⑧(北海道・1483局/全国・1668局)

局番:93712 1965(昭和40)年3月30日開設

最東端の駅・東根室駅の近くの高台にある。

続く。