郵便局めぐり(風景印と旅行貯金と旧線路情報)

郵便局と駅・廃線跡めぐり旅の記録です

新潟・浦浜簡易局と集落

今回の新潟行きは、一時閉鎖前の浦浜簡易局の訪問が目当て。

下調べで局舎の写真を見て、久しぶりに胸が騒ぎました。

 

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局舎のある漁協。

最終日。15時で終了。午後から局員さんは全員集合。

近くのおばさんもごあいさつに見えられたのか、みんな集ってきました。

小さな簡易局も、こんなたくさんの人たちで支えてあって存在しているんですね。集落の歩みそのものです。

浦浜郵便局以来のこの集落の郵便局の歴史が、一端でここで終了です。

 

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漁協の建物らしいですが、今は本来の用途では使われてない模様。

 

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山側の集落。海辺には国道が走りますが、元有料道路なのでほぼ1箇所しか出られるところがありません。

 

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この集落は北も南も海岸に沿って岩礁地帯。なので海沿いには船でしか移動できなかったのかもしれない。増毛の雄冬集落みたいなところだったのかも。

集落の後ろまで岩山がせり出しているところもどこか似てます。

 

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集落は道がとても狭い。県北部の笹川流れに沿った場所も、旧道がおそろしく細い箇所がありました。日本海沿いには元々こんな道しかなかったのかもしれないですね。

 

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浦浜簡易局・旧局舎。2009年頃今の漁協の中に引越したみたいです。

 

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裏に岩山が見えるロケーションが雄冬を思い出させます。

 

▽以下は北海道の雄冬集落。

 

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海の色が実におんなじ気がしますね。

日本海沿いは移住した人の話をよく聞きますが、景色や気候が似ているので意外と抵抗無かったのかもしれないです。

先日の新潟旅の記録はこの辺で一旦終了します。