飯田線はかつては急行街道でした。豊橋~飯田・上諏訪間の急行伊那が4往復あり、さらに新宿・長野行もありました。
伊那号は1984年の改正で廃止。2往復が快速として存続。そのうち上りの1本は未だにそのまま設定されてます。去年、Youtube見てたらこれに乗ってる人がいて、まだ残っているのかとびっくり。
左から1978年、1986年、2020年の時刻表から。
急行時代は辰野始発(辰野~飯田間は普通)でしたが、多分快速化されるタイミングで駒ヶ根始発に変更。JRになってからは停車駅が増えてます。
40年にわたり伊那谷区間の上り始発電車です。こんな早朝の辰野始発になってるのは、夜行の急行アルプスに接続しているためです。夜行のアルプスは塩嶺トンネルができてからもずっと辰野経由でした。
今回は飯島から乗車。ここは飯島町の中心で、昔は全ての急行が停車してました。
昔は朝の豊橋口でよく見てた電車。
予想以上にガラガラでした。飯田が近づくと人が増えてくる。
最近は「すべてのドアが開きます」の駅も少なくなりましたので、保温性は上がった気がしますね。むしろ普通の建物の中の方が寒いです。
天竜峡。
温田。泰阜村の中心。戦前は貧しい土地だったらしく、満蒙開拓者を多数送り出した土地。寒い土地での暮らしに慣れていたこともあるのかもしれません。
それと関係あるのか、ジンギスカンは伊那谷全体で食べられてます。
伊那小沢。交換待ち中。
今回は三河大野で下車。長野へ戻ります。
昨年、豊橋からこの辺までは乗ってるので、それ以外のところを乗りなおしたかったのです。丁度朝9時だったので郵便局へ向かいました。