郵便局めぐり(風景印と旅行貯金と旧線路情報)

郵便局と駅・廃線跡めぐり旅の記録です

2010.07.16① 中標津のあたり

翌日は養老牛温泉からスタート。温泉から一番近い簡易局から。

 

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▲62. 西竹簡易(再訪・2015/9/16)

開拓地の中の小さな集落の局。地方道は5キロ北を通るので、場所が判りにくい。奥まってるわけでないのですが、開拓地は十字を切った道がどこまで続いていて案外迷子になりやすい。今はナビやスマホがあるので難なく来れますが、以前はたどり着けない人が多かったようです。

初報の際、まだ受託者になったばかりの局長さんがようこそこんなところに、と大歓迎してくれました。北海道完訪までいけたのは、こういう局との出会いがあってこそでした。結局札幌にいる間、3回も訪問してしまいました。

 

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▲63. 上春別(再訪・2015/9/16)

標津線厚床支線の駅があった集落。駅の跡は公園になって残ってます。

局の裏手が学校で、村の神社は校庭を突っ切って行く構造です。北海道の神社の参道は校庭、公園、牧場、線路などが通ってたりするところが少なくないです。なして~?

 

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▲64. 西春別(再訪・2015/9/16)

こちらは標津線の本線の方にあった駅があった西春別。駅跡からここは少し離れていて、昔の駅前には今も駅前局が建ってます。

 

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▲65. 中西別(再訪・2015/9/16)

同じような地名が多いですが、「西別」は別海の旧称で、西別の陸地側(中側)という意味のようです。日米合同演習が行われる矢臼別演習地の近くで、軍関係の車両をよく見かける一帯です。

 

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▲66. 豊原簡易(再訪・2015/9/16)

映画「遥かなる山の呼び声」のメインロケ地の近く。開拓地にある簡易局です。

この辺は戦後の入植が多く、いわゆる土着の農家とは少し雰囲気が違います。

倍賞千恵子さんは今でも別海町と親交があって、たまに遊びに来るみたいです。そのせいか集落も少し品があるように思えます。

続く。