久しぶりの長旅(北海道)から先ほど戻りました。
始めての十勝帯広空港に降り立ち、釧路で2泊して念願のSL冬の湿原号に乗車。雄別炭鉱関連の展示なども見れて前半は良い旅でした。
ただ後半、大雪に見舞われてしまって予定が大きく変更。雪で予定が変わること自体は北海道ではままあることなのですが、JRさんの対応があまりにもいま一つ。少し前まではお金が無いながらも、輸送に対する責任感の強さに感心させられる事が多かったのですが。
ざっくり、こんな感じでした。
3/1(月) 釧路16:04発、網走行が突然運休。発車30分前、15:30過ぎに駅に行ったところ列車の大量運休が判明。さらに翌日の特急の全列車の計画運休が発表。普通列車も札幌圏以外を全面運休。ネットで情報が出たのは更新時刻からすると、14時半過ぎだったみたいです。
確かに天気予報で今回のは意外と大雪になるかもとのことでしたが、こんなの自分が住んでた時には2018年のブラックアウトの時くらいにしか経験してません。倶知安の突発運休があったばかりだったので、傷が広がならないよう安全策をとってるのか?と思いましたが、特急運休とは余程なんでしょう。
まあこの時は釧網線については一つ後の摩周行きは運転するとことでしたが、予約した宿が川湯だったので辿り付けません。真夜中には着きたくなかったので、宿に平謝りしてキャンセル。
取り急ぎ飛び乗った札幌行おおぞらですが、1本後の最終は運休でしたので最終列車と化しました。
結局この区間が復旧したのは翌々日、3/3の午後。丸2日の足止めになるところでした。それに対する情報供与が列車出発の1時間前とは。
さらに札幌~旭川の特急は翌日から丸2日間完全に運休でした。
3/2の雪の当日の情報が遅れるのは天候起因だからわかりますが、3/3の復旧予定について3/2の時点ではほとんど情報なし。何も言わないということは、運転するつもりってなると思いますが翌朝になって終日運休とだけ。
なおバスに関しては3/2も大幅遅延あるも大して運休も無く運転。3/3はほぼ正常化。それなのにバスも検討してください、とか言えばいいのにダンマリのまま。最初から判ってたらバスで移動したのに。
雪の場合は代行輸送の手配も通常取られないため、乗客少ないと見込まれると走らせないほうがJRにとっては経費が浮くんでしょうね。
ただ同じ運休でも東北で走った救済臨には支社長やエリア長が各列車に乗車して案内に当たってらしく、会社間で随分差がでてしまってるなあ。
北海道の場合はJRもLCC並みに、走ってくれたらラッキーくらいの気持ちで乗るしかないんですかね・・。
だというのに、札幌の駅弁は普通に売られてました。今長距離特急の車内販売が軒並み廃止されてしまったので、札幌で買うしかないのでよほど品揃えには気を配ってるんでしょうが、このご時勢でおそらく大変にされてると思うのに気の毒でなりませんでした。直前キャンセルくらうホテル・旅館や、駅前食堂だって大変なのに、JRは自分の会社のことしか見てないのではないでしょうか。
ともかく、翌日どうなるって情報がありませんでした。
いついつまで運休しますって言ってしまうとクレームになるからなんでしょうかね。
JRはもう快速エアポートだけだな、使えるの。