直営ユースとしては最初の施設だったそうです。当時はご自慢の建物だったらしく、協会が発行しているガイドブックの表紙になってたような気がします。
2年前の春、郵便局めぐりの最中に偶々見かけました。
この三角屋根は北海道建築の父と呼ばれる、田上義也によるデザイン。
もうとっくになくなってるものと思ってましたが、現存してました。
老朽化により普段は使用されてないそうです。
名物ペアレントさんが高齢で、体調が不安定とも聞きましたので、そろそろ区切りを付ける時期だったのかもしれません。
施設はリゾートホテルの鶴雅が買い取るそうです。このまま活用されるのか、建替えられるのか不明。
三角屋根は結構流行りましたね。北海道の住宅の三角屋根も彼の影響があるのかな。あと標茶の駅舎とか。高原の宿、を絵に描いたような建物でした。
元えりも岬ユースの民宿仙庭も2017年に閉館。この地方のユースホステル文化が幕を閉じる感じです。1960(昭和35)年から、61年間お疲れ様でした。