1年前。緊急事態でお出かけしにくい状況でしたが、雨が降る東京・大田区へ。
私が20才まで過した町です。東京でも有数のお屋敷町。我が家は個人商店だったので、裕福な暮らしとは関係なかったですが・・。お屋敷町と言っても古いアパートもあれば都営住宅も残ってますので、住んでる人全員が裕福なわけでもないのです。少なくともバブルで地上げが流行る前まではわりと普通の下町でした。
池上駅に貼ってあったイラスト。蒲田の東急プラザかな。
▲(東京・43局/全国・2039局)大岡山駅前郵便局
局番:01225 1926(大正15)年10月26日開設
※1971/8/16 「大森北千束」より改称
大岡山の南口。大岡山は目黒区ですが、この辺は大田区です。馴染み深い一帯。20年ぶりくらいですが、あまり様子は変わってないかな。ただ歩いてるのは年配の方ばかり。
駅の開業は1923/3/11、目黒蒲田電鉄線。1927/7/6に大井町線が開業。その頃の設置。
大田区のこの辺はかつて大森区でしたが、1947年3月に蒲田と一つになって大田区になってます。郵便局名も「大森」と冠してたのが一斉に「大田」に切り替わったみたいです。
△世田谷奥沢一郵便局(2012年3月24日~ 一時閉鎖中)
局番:00592 1966(昭和41)年6月1日開設
奥沢から続く商店街の中ですが、今はもう商店の数は少ないです。この辺は本当にお屋敷が多いです。関東大震災の際にこの辺に、東京の都心から安全な土地を求めて裕福な層の人たちが移り住んだのが始まりみたいです。最近もコロナで郊外に出るのが流行ってますね。
▲(東京・44局/全国・2040局)東玉川郵便局
局番:00140 1943(昭和18)年6月1日開設
※1972年10月1日 「世田谷東玉川」より改称
私がはじめて旅行貯金した局です(口座開設)。その時の通帳はもうどっかにいってしまいました。「世田谷」の区名がなくなるとは珍しいパターン。どこにでもある特定局だと思ってましたが、開設時期にしては局番が若いし、不思議な局です。
雰囲気的にはこんなでした(十勝・利別局)。モルタル作りで、もしかしたら当時は昭和18年からの、戦前の局舎だったのかもしれません。随分きれいになりましたが、局員さんが丁寧なのは昔と変わりませんでした。ずっと行きたかった(再訪したかった)、私の原点みたいな局です。もう住むことはないでしょうけど。
▲(東京・45局/全国・2041局)大田東雪谷二郵便局
局番:01336 1934(昭和9)年4月1日開設
1971年8月16日 「大森東雪谷」より改称
我が家の最寄局。この局は住んでたころからこのたたずまいです。よく年賀状を交換してもらいに来ました。10時~15時営業期間で、それを写真にとってたら見て入ってくるお客さんで大混雑に。「今日も忘れて行きそびれるところだった」みたいな感じかな。
近くの石川台駅は1927年8月28日の開設。
▲(東京・46局/全国・2042局)大田東雪谷五郵便局
局番:00137 1942(昭和17)年11月16日開設
1971年8月16日 「大森上池上」より改称
ここ目の前のバス停(新幹線・横須賀線の真下)が「上池上」なので由来が不思議でしたが、郵便局の名前から取ってたのかも。40年以上ぶりに謎が解けた?
この日は以上で、池上までバスで出て帰宅。
その後も都内の局めぐり、したいと思ってましたが緊急事態がなかなか緩和しないためまだ実現してません。今の状況が変わるまでには時間がかかるでしょうね。