郵便局めぐり(風景印と旅行貯金と旧線路情報)

郵便局と駅・廃線跡めぐり旅の記録です

2010.10.05 上砂川・歌志内②

2010年の局めぐり。後半、歌志内市内の局めぐりです。

歌志内は独立した市としては人口が一番少なかったと思います。実際、警察署はとなりの赤平と一緒になって「赤歌署」になってしまったりしてます。市町村が近隣と合併しないのは、旧産炭地として何か補助を受けたり、そんなことの関係なんでしょうか。

 

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▲(北海道・171局/全国・176局) 文殊郵便局

局番:97168 1945(昭和20)年9月16日開局

小さい局ながら、となりの上砂川と違って風景印が置かれてます。

 

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▲(北海道・172局/全国・177局) 神威(かむい)郵便局

局番:97050 1907(明治40)年3月16日開局

明治期の設置の古い郵便局みたいです。炭鉱があった関係でしょうか。

作家の渡辺淳一がこの近くで子供時代を過したとか、新聞で読んだ事があったような気がします。三浦綾子も学校の先生時代、この辺で教えてたように思います。炭鉱町って地方であってもサラリーで生計立ててる人たちなので、意外と文化的な生活だったようです。

 

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▲(北海道・173局/全国・178局) 歌志内郵便局

局番:97005 1891(明治24)年12月1日開局

空知でNo.5の番号が振られてます。なるほど古い炭鉱なのですね。だから歌志内は合併できないのかもしれませんね・・。ここへ来てた歌志内線は、上砂川線とは別の路線でした。今はバスになってますが上砂川を経由して二線まとめて面倒見るような路線になってます。栄枯盛衰が厳しいです。

ちなみに市内に「なんこ」といって秋田・大館地方の馬のホルモン煮が伝わってたりします。そんな地方限定の一品が山奥に伝わってるのがまた面白いです。秋田の竿灯も伝わってると聞いた気がしますがうろ覚えです。