札幌在住時代、最後の道内旅。後半です。
もう気軽に北海道に来れないのだな、と思いながらの旅でした。
最後は紅葉の終わる時期。一生忘れられないような、抜けるような青空の一日でした。
▲(北海道/全国153-2局) 雄武郵便局
局番:99015 1896(明治29)年10月16日開設
雄武は町名・局名は「おうむ」ですが、鉄道の駅は「おむ」でした(廃止済)。
今は殆どの人が「おうむ」と呼んでます。昔から北前船の寄港地だったみたいで、意外と郵便局も古いです。札幌から遠いところですが、オホーツク海がのっぺり広がってて平和な景色。
▲(北海道/全国151-2局) 興部郵便局
局番:99028 1904(明治37)年12月20日開設
おこっぺ。酪農が盛んな場所。名寄からの名寄本線が海に突き当たるところ。
▲(北海道/全国154-2局) 北見幌内郵便局
局番:99012 1894(明治27)年3月1日開設
枝幸~雄武の間の集落にある局。開設はなんと明治27年。なかなかの古さ。元々オホーツク沿いは稚内から海沿いに進出。北前船が延長されたような感じでしょうか。
▲(北海道/全国153-2局)沢木郵便局
局番:99127 1938(昭和13)年10月11日開設
興浜南線沢木駅の近く。駅跡はまだなにか残ってるらしいですが未訪。
次に行った時は是非見ておきたい。
▲宇津簡易局跡
▲(北海道/全国148-2局)西興部郵便局
局番:99074 1921(大正10)年2月26日開設
西興部村は今でも興部町とは別の自治体を維持してます。その中心です。
▲(北海道/全国149-2局)上興部郵便局
局番:99049 1915(大正4)年9月26日開設
上興部は名寄線の峠越えを控えた駅でした。
郵便局は西興部より古いみたいです。
△かつて風景印がありましたが、廃止されてしまいました。
鹿が出てるから気をつけて、と言われて局を後に。
これで北海道での局めぐりは一つの区切りになりました。
2019年11月1日に9年半お世話になった北海道を後にしました。