郵便局めぐり(風景印と旅行貯金と旧線路情報)

郵便局と駅・廃線跡めぐり旅の記録です

2019.10.21 最後の道内ぶらり旅②・興部~雄武

札幌在住時代、最後の道内旅。後半です。

もう気軽に北海道に来れないのだな、と思いながらの旅でした。

最後は紅葉の終わる時期。一生忘れられないような、抜けるような青空の一日でした。

 

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▲(北海道/全国153-2局) 雄武郵便

局番:99015 1896(明治29)年10月16日開設

雄武は町名・局名は「おうむ」ですが、鉄道の駅は「おむ」でした(廃止済)。

今は殆どの人が「おうむ」と呼んでます。昔から北前船の寄港地だったみたいで、意外と郵便局も古いです。札幌から遠いところですが、オホーツク海がのっぺり広がってて平和な景色。

 

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▲(北海道/全国151-2局) 興部郵便

局番:99028 1904(明治37)年12月20日開設

おこっぺ。酪農が盛んな場所。名寄からの名寄本線が海に突き当たるところ。

 

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▲(北海道/全国154-2局) 北見幌内郵便

局番:99012 1894(明治27)年3月1日開設

枝幸~雄武の間の集落にある局。開設はなんと明治27年。なかなかの古さ。元々オホーツク沿いは稚内から海沿いに進出。北前船が延長されたような感じでしょうか。

 

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▲(北海道/全国153-2局)沢木郵便

局番:99127 1938(昭和13)年10月11日開設

興浜南線沢木駅の近く。駅跡はまだなにか残ってるらしいですが未訪。

次に行った時は是非見ておきたい。

 

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▲宇津簡易局跡

 

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▲(北海道/全国148-2局)西興部郵便

局番:99074 1921(大正10)年2月26日開設

西興部村は今でも興部町とは別の自治体を維持してます。その中心です。

 

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▲(北海道/全国149-2局)上興部郵便

局番:99049 1915(大正4)年9月26日開設

上興部は名寄線の峠越えを控えた駅でした。

郵便局は西興部より古いみたいです。

 

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△かつて風景印がありましたが、廃止されてしまいました。

鹿が出てるから気をつけて、と言われて局を後に。

これで北海道での局めぐりは一つの区切りになりました。

2019年11月1日に9年半お世話になった北海道を後にしました。