竹鶴政孝、「マッサン」のことを少し。
余市のニッカウイスキー工場の創設者の話で、北海道が舞台のドラマぐらいの認識だったが、
たまたま訪れた大阪の住吉もゆかりの地らしく、こちらで目にするポスターを見かけ、急に親近感が湧いた。
本を読んでみると、かなり本気だったこと、いろんな意味がこめられていたことを知った。
そういえば川が海の入江にいきおいよく注ぎ込むあたりとか、遠くの丸い山並みとか、
町の風情も含めてあの辺りの小さな町とどことなく似ている。
春先の、雪が溶けだした川に水が溢れ出す感じや、いっせいに芽吹く草木を見ると特にそう思う。