郵便局めぐり(風景印と旅行貯金と旧線路情報)

郵便局と駅・廃線跡めぐり旅の記録です

丘珠(おかだま)周辺

東京出身の自分が始めてこの地名を知ったのは、小学生の時、時刻表の地図欄に乗る空港名の 「札幌(丘珠)」の記載だった。よめなくて「キュウシュ?」とか読んでいたと思う。 丘珠空港は東京で言えば羽田空港、千歳は成田に相当する感じで、丘珠からは道内便のみが発着。 雰囲気が沖合いに移転する前のこぢんまりしていた頃の羽田空港に似ている気がする。 当時は大阪でさえ空港は一つしかなかったのに、札幌はすでに2空港体制だった。 Img_6797 △ということで気になっていた丘珠へ。  町は空港の北側に位置。地下鉄東豊線環状通東もしくは新道東からバスで15分くらい。  中心地らしきところには一件の焼肉屋と信用金庫、セブンイレブンがあるのみ。 Img_6800 △住宅街になっている。広くて気持ちがよさそうな町並み。 Img_6817 △付近はたまねぎ畑。もともと旧札幌村の名産だった「札幌黄」が栽培されている。 札幌農学校の指導でつくりはじめたたまねぎだったが、もともと日本食になかったとかで 売込みが相当大変だったらしい。 帝国ホテルの料理長とかでないと料理法を知らない時代が長かったらしい。 北海道ではすきやきに入れたり、焼き鳥のねぎまのねぎにされていたりするが、 涙ぐましい売り込みの成果であるらしい。 次の休みあたり、旬のたまねぎで何かを作ってみようか。 Img_6818 △丘珠小学校 開校136年 Img_6824 △北海道の、農村部の学校は柵で囲ってないところが多い気がする。 不審者が侵入してこないか警戒しないんだろうか。 人見知りしない北海道の人たちにどことなく似ている。 実際は雪捨てるときに柵があると単純に邪魔なだけなのかもしれないけど。 でも北海道以外ではあまり見た事がない。 そういえば、アメリカ人も境界を曖昧にするらしい。 かわりに建物を堅牢に造るのだそうで、ということはアメリカ的ということかもしれない。