郵便局めぐり(風景印と旅行貯金と旧線路情報)

郵便局と駅・廃線跡めぐり旅の記録です

2011.05.02 万字~夕張

5月2日、ゴールデンウィークの局めぐり。

北海道はまだ桜が咲いたばかりで、冷たい雨が降る中での探索でした。例年北海道はこんな感じでした。なので桜をのんびり愛でる習慣はあまりないみたいです。

万字線沿線から次は夕張へ。

 

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▲(北海道・261局/全国・270局)継立(つぎたて)郵便局

局番:90176 1922(大正11)年6月1日開設

栗山町。夕張への峠越えを控えた町。地名は物資を継立てた場所という意味なんでしょうか。北海道は、それは一般名詞では?と突っ込みたくなる地名も多いです。なお昭和50年に廃止された夕張鉄道の継立駅は現存してる模様。しらなかった・・。

風景印:国蝶オオムラサキと不動の滝と坂本九想い出記念館

 

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▲(北海道・262局/全国・271局)鹿ノ谷郵便局

局番:90157 1915(大正4)年9月26日開設

トンネルを抜けて夕張の市街。鹿ノ谷は夕張鉄道も来ていたところで、駅の構内が広いです。

風景印:石炭博物館、夕張メロン、東山聖苑、夕張岳

 

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▲(北海道・265局/全国・274局)若菜郵便局

局番:90270 1939(昭和14)年12月6日開設

札幌からの道道2号線(札夕線)と夕張のメインストリートがクロスするところで、夕鉄バスの本社ターミナルがあります。

風景印:夕張岳、平和運動公園、サッカーボール、市木:サクラ、夕張メロン

 

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▲(北海道・263局/全国・272局)夕張郵便局

局番:90027 1891(明治24)年5月1日開設

夕張の中心は一番奥の方ですが、行止まりなので今は寂れてます。夕張市コンパクトシティ化で、町を南清水沢にまとめるとか。郵便局もいずれ移転するのかな。開設が明治24年とは随分古いですね。なお局は鹿ノ谷~夕張の間。ちなみに鉄道駅の開設は1892年11月1日。北海道は沿岸部から開発されていくので、内陸に人が到達するまでは少し時間がかかってます。

風景印:夕張岳、高山植物・ユウバリコザクラ、夕張メロン

 

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▲(北海道・264局/全国・273局)夕張本町郵便局

局番:90284 1940(昭和15)年12月11日開設

※1982年8月16日「新夕張」より改称

今は市内で一番奥にある郵便局。ホテルシューパロが近くにありましたが廃業してしまったので、これからどうなるんでしょうか。もっと寂しくなってしまうのか。 

夕張鉄道の終点が「夕張本町」だったのでそれでこの名前なのかと思いましたが、意外にも1982年までは「新夕張」局でした。国鉄夕張駅は昔はもっと奥にあり、その辺に「夕張福住」局があったようです(廃止済み)。

風景印:メロンの外枠、メロン城、マスコット「ゆうちゃん」、夕張岳

この日は以上。