郵便局めぐり(風景印と旅行貯金と旧線路情報)

郵便局と駅・廃線跡めぐり旅の記録です

2023.11.30 根室本線・2477D 富良野~東鹿越

高速バスで富良野へ来て、次はJR根室線。3月で廃線になった区間

バスが遅れて到着したので、そそくさと乗り込みます。乗りなれたキハ40。昔と変わらずエンジンをカラカラ回して待っててくれてました。

富良野14:14→14:59東鹿越

朝7時台の一番列車の後は、この列車までありません。2016年の台風被災時は10時頃に1本列車がありましたが、廃線が確定後減便されてます。

この列車も2016年までは滝川始発で、このエリアに来るのに便利でした。上り快速狩勝の折返し運用でしたが、同列車の廃止に伴い富良野始発に変更されたのでした。

 

雪景色。春が来るまで何もできない冬。しかし車内は雪のない本州から来てすぐ帰っていく人々が大半なんですけど・・。

金山駅

△東鹿越・根室方の出発信号。常に赤現示。いつも寂しく思ってましたが、今回はまた一段と寂しく感じました。

△東鹿越駅

殆どのお客さんは新得行きの代行バスにお乗り換えです。私は部分運休後は、バスに乗りかえるのは僅かで、いつも同じ汽車で引き返すことが多かったです。キハ40の中が落ち着くのよ。休みの日は一日散歩きっぷで、ここや札沼線新十津川、函館線・仁木、銀山あたりに来るのがルーティンでした。

近鉄大阪線・長谷寺

近鉄線の長谷寺駅

鉄道全線乗りつぶしの旅の途中。1995年頃かな。

今は少し雰囲気変わってたと思う。こんな景色、写真撮ってなければ忘れていただろうな。自分の少年時代は、写真撮る暇と金があったら、その分旅に出るべきって言われてたのであまり熱心に写真撮ってませんでした。今よりカメラは高かったし、フィルム代、現像代が大変だったってこともあります。

今はデジタルだから、残さない理由がないですよね。

2023.11.30 高速バス・ふらの号

23年11月末、札幌から富良野へ。高速バスの旅。

久しぶりの道央道のバスの旅。江別東~砂川奈井江間が高速通行止めで下道経由。

△高速ふらの号

札幌~赤平・芦別富良野間のメジャーな移動手段になってます。

中央バスが走らせている高速バス路線の中でも比較的盛況な路線です。4列座席・非予約制、トイレ付。車窓から結構たくさんの郵便局が見えました。

江別東から国道12号の旅。道央道岩見沢までしかなかった時代は、岩見沢から延々下道を走る路線でした。当時を彷彿とします。

△峰延局

△赤平・文京簡易局

空知川

△赤平局

△平岸局

△上芦別なまこ山簡易局

30分遅れぐらいで富良野へ到着。お客さんは最初から15人ぐらい、終点まで乗ってたのは7~8人。

この便を最後に、この日のふらの号は運休となりました。最近、運転手不足の影響もあり、前より運休が増えてるらしい(遅延が見込まれる際はあらかじめ運休する)。

ありがとう、18きっぷ

青春18きっぷのシーズンが本日4/10で終了。

今シーズンは使わなかったのですが、一応のシーズンの終わりです。

特に今年の春は北海道でのキハ40・54の置き換え、根室本線の廃止があって、利用した方も多かったと思います。

特に最近はこのきっぷをめぐっては自動改札を通れない問題、有人改札の省力化、北陸新幹線の開通で使用できるエリアの縮小とか、使い勝手悪くなってます。

同じような国鉄の置き土産的なきっぷは減っていて、ナイスミドルパス、フルムーンパスは終了、ジャパンレールパスは値上げ。18きっぷもそろそろ見直されそうな雰囲気。

何もなければいいんだけどな・・。

個人的には期間限定の回数券的な使い方の部分が損なわれてほしくないな・・。使う日付指定せずに前もって買えるところが好き。これがなくなると、北海道で前もって買う楽しみがなくなってしまう・・。まあこれ言うと自動改札対応は難しくなってしまうけど。いきなりスマホきっぷにはならないよな・・。これが一番心配。

北海道のクロッカス

4月はじめの北海道。本州では桜の季節。

そんな頃、雪が消えて、少しするとクロッカスが咲き始めます。

フキノトウみたいに、日当たりのよい場所で花開いてることが多いです。

△2013年・5月 小樽、朝里駅の横

朝里駅は今は無人ですが、昔駅員さんが育ててたのが残ってるのかも。

↑朝里駅:小樽方面行上り線ホーム・この辺の崖にたくさん咲きます。

 

△2016年・帯広

帯広の住宅街の雑木林で咲いてました。

 

△2019年・北広島

そんなに目立つ花ではないのであまり写真残ってませんが、雪がなくなって1週間くらいで咲き始めることもあって、凄いなといつも思ってました。

白い花が多いですね。北海道の特徴なのかな。

北海道は植生がロシア・大陸と繋がってるので、西洋の植物はよく根付く気がします。

今日は簡単ですが、こんなところで。

2023.11.08 富良野・布部~山部

布部・山部

富良野市の南部、根室本線沿い。北の国からの世界。

布部郵便局(北海道/全国・99局)(上川・11局)

局番:97111 1935(昭和10)年4月6日開設

布部は北の国からの中では麓郷への最寄り駅として描かれてますが、実際は乗換の機能はなくて、根室線の小駅のある集落。郵便局には風景印はありません。

山部郵便局(北海道/全国・100局)(上川・12局)

局番:97058 1909(明治42)年3月26日開設

富良野南部のまとまった集落。かつては急行停車駅。道東道占冠からくると富良野の入口になる場所。郵便局も明治期の開設。

 

 

2023.11.08 南長沼・舞鶴~由仁・川端

11月。雪が降る前の根室本線を見る旅。札幌に泊まり、行き帰りの立ち寄りでした。

北国では冬ごもりの準備の季節です。何もしないですむ関東から来ると、いつも申し訳ない気持ちになります。

舞鶴簡易郵便局(北海道/全国・163局)(石狩・35局)

局番:90739 1969(昭和44)年3月30日開設

ここの簡易局は至って普通の家。警備システムの取付工事の人が来てました。訪問の直前の10/31に、埼玉・蕨郵便局で立てこもり事件があったばかり。あの手の事件は殆ど普通局で起きてますが、他人事ではないんだろうな・・。

地名は付近が丹頂鶴の生息地だったから付けられたそうです。京都の舞鶴とは無関係。今はツルは道央ではあまり見ません。渡り鳥はたまに休んでます。

川端郵便局(北海道・269局/全国・278局)(空知・36局)

局番:90120 1904(明治37)年12月16日開設

十勝への国道274号・日勝樹海ライン沿い。石勝線の川端駅の近く。典型的な農村部の特定局。このタイプの局舎が非常に好きで、見かける度にうっとり。

一番下のは2011年撮影。この頃はシンプルな外観でしたが、今は外装変わってます。耐震工事の一環かな。郵政書体は2023年11月現在、健在。

国道沿いなのにATMのある大手コンビニが近くにないので、そこそこ利用者はいます。

南長沼

馬追丘陵から見る恵庭岳・支笏湖の山並み。札幌近辺で一番好きな景色。

札幌の東側からだと、クルマがあれば30分ほどで来れる場所。かつては気分転換によく訪れてました。

真っすぐ伸びる道。昔は広すぎると思えたこうした景色も、今はとてもあずましい(心地よい)です。

△2010年、同じ場所から。この頃はあまりあずましくなかった。写真の色合いにもそれが出てる気がする。