ここへきて、そろそろ鉄人生から遠ざかりつつある。
免許をとって2年、車の便利さ、有難さが身に沁みるのだが、一方電車のよさもまた強く感じるようになった。
しかし電車との距離は離れるばかりだ。
好きな列車や路線を考えて&思い出してみた
東京駅を0時前に出る東海道線の夜行。名古屋の先、岐阜の大垣まで行く。
その先は普通を乗り継げば大阪は10時前、広島なら夕方、福岡には深夜に辿り着く。
青春18きっぷを使って名古屋・関西・九州・四国方面へ行く際はほぼ必ず使った。
10年位前までは急行型のいわゆる直角座席の車両で快適といいがたかったが、学生たちが酒盛りやら
トランプをしながら夜を過ごす列車だった。彼らの行き先もさまざまで、九州・四国あたりは普通、中には神戸から
中国に渡るような方までいて、旅を感じる列車だった。
●旧鹿児島本線 八代~鹿児島
去年春の九州新幹線開業でローカル線になってしまった元鹿児島本線。沖に天草を見ながら海沿いを走る。
春先はとてもあったかく途中下車しても列車に乗ってまどろんでいても最高。沿線に温泉も多くて
100円とか200円で入れる共同浴場とかあった。2月頃が最高かな。
寝台車が全部個室の寝台列車。東京~高松を結ぶ。四国の帰りに乗ったが、のぼりは夜10時頃に瀬戸大橋を渡る。個室なので部屋の明かりを全て落とせるのですが、すごく幻想的。10分くらいで渡りきっちゃうのですが。
B寝台なら新幹線と同じくらいの出費で乗れるのでお奨め。そもそも四国へは飛行機・船がメインなので知る人ぞ知る感じです。列車から見る夜景って結構限れちゃいますね。夜景なので冬がお奨め。
青函トンネルを抜けるとしばらく津軽海峡沿いを走る。函館は夜景で有名ですが、夜、列車で近づくとこう町の光が海を挟んで左に右に広がる。ああ、これも夜景だった。ただ夜遅いと列車ががらがらで淋しかったりします。
続く