2014.4.4(金) もどり雪の、旭川
札幌は雨だったが、道央道を進み石狩川を渡って江丹別トンネルを抜けたあたりから雪に変わった。
1ヶ月前の旭川は雪だったのだ。そして郵便局めぐりのつもりだったが、通帳を忘れてしまった。
折角だし、と久しぶりに三浦綾子記念館へ行ってみた。
記念館は旭川駅から南東へ1キロほどの場所。町外れの「外国樹種見本林」の中。
前に来たときも、季節はずれの雪が降っていたように思う。
三浦綾子さんによれば、冬が厳しくも長いことが、意味深いことなのだとか。
風土への限りない愛情を感じる。
こんな天気のせいで、館内はほとんど自分一人。小一時間、信仰と文学の世界。
人はこの世を離れた後でさえ、他人を勇気付ける力がある。
記念館を後にして、今度は市内中心部の常盤公園へ。
雪がひどくなってきた。
旭川美術館。戦争で亡くなった方の遺作展。
軍隊が母体ともいえるこの町で見ると、また一層考えさせられる。
この雪を押して、たくさんの人が見に来ていた。ただほとんどが70代以降のご年配の方々だった。
高速バスで札幌へ。よい一日だった。