郵便局めぐり(風景印と旅行貯金と旧線路情報)

郵便局と駅・廃線跡めぐり旅の記録です

2014.5.8 最後の江差線②

江差市内に泊まって、翌朝の江差線で函館へ戻る。 江差を6時台と8時台に出る列車は、江差あたりに泊まらないと乗れないので、普通のお別れ乗車の人は少なくて、ローカル線らしくのんびり車窓を楽しめる列車だった。それでもこの日は先頭車はボックスが埋まっていて、最終日が近づいていることを思い知らされた。 Img_1126江差6:44発、函館行 昼間は相当な人ごみなんだろうが、朝は静か。駅前旅館的な宿を出て、始発列車に乗る。 昔はこんな旅行が多かったなあ。 20年前なら、この時間は高校生がそれなりに乗っていたと思うが、もうボックスすら埋まってない。 Img_1128江差駅 JRにもなる前の、国鉄の駅という感じが随所に。 よくこの風情で今まで残っていたものだ。 Img_1142 △北海道で車窓から日本海を見れる場所は実は多くない。 有名な函館本線銭函~小樽築港、留萌本線の留萌~増毛、宗谷本線の抜海付近。 そしてこの江差線上ノ国江差。ここは初めて乗ったときと、同じ景色のままだ。 Img_1156 △天の川と江差線の「ハエタタキ」。 これが残っている時点で、本当はもっと早く廃止されている路線である。JRに感謝。 Img_1177江差線廃線区間で唯一交換設備のある、湯ノ岱駅での交換。 この画像ではわからないが、交換列車にはテレビクルーが乗車していた。 Img_1183 △北海道の象徴のような、板張りの駅、神明。 Img_1191 △渡島鶴岡。 Img_1197木古内で交換した、函館6:53発、120Dはデッキまで人がびっしり。大垣夜行状態。 こちらの客は、それ目的の人は大方乗換えてしまって、いつもの風情。 Img_1208五稜郭へ到着。 Img_1212 △案内から「江差」の文字も消されつつあったが、起点の五稜郭駅は敬意を払ってくれているようだった。 この旅の、郵便局めぐりの記事は、また後日。