郵便局めぐり(風景印と旅行貯金と旧線路情報)

郵便局と駅・廃線跡めぐり旅の記録です

2011.06.02③ 瀬棚線沿い 北桧山~瀬棚

瀬棚線沿いも、そろそろ終わり。北桧山で日本海沿いに出ます。

今は同じせたな町ですが、以前は北桧山町で別々の市町村でした。

 

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▲(北海道・347局/全国・356局) 北桧山郵便局

局番:95012 1906(明治39)年3月23日開設

集配局で大き目の郵便局。瀬棚線がここまで来るのは1932年ですが、先立つ1918年には瀬棚~国縫間に乗合馬車が運行されてたそうです。

風景印:道南の秀峰・狩場山と太櫓海岸弁天岬、スイセン

 

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▲(北海道・348局/全国・357局) 瀬棚郵便局

局番:95002 1880(明治13)年9月15日開設

北前船の寄港地だったからか、古い郵便局です。開設時はどういう郵便網だったんだろうかと。まだ鉄道などまったくない時代ですからね。昔はここからも夏季だけ奥尻への船が出てましたが数年前から運休中。

風景印:三本杉岩の海岸風景

ここの風景印はかなり好きです。

 

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▲(北海道・349局/全国・358局) 島歌郵便局

局番:95005 1886(明治19)年4月1日開設

海沿いにへばりつくような場所にありました。風景印には旧局舎が描かれます。

風景印:旧島歌郵便局、局舎の記念碑、奥尻島

小さな集落ですが、郵便局は歴史があるようです。これも北前船の重要航路だった証なのではと思います。

 

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▲(北海道・350局/全国・359局) 太櫓郵便局

局番:95004 1880(明治13)年9月1日開設

北海道の最西端の近く。崖の下に簡素な局舎がありました。

 

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▲(北海道・351局/全国・360局) 若松郵便局

局番:95011 1906(明治39)年3月26日開設

 

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△若松は会津若松からの藩士によって拓かれた土地らしいです。

静かな山村でした。というわけで、この日はこれで終了。

翌日は江差から海沿いを南下して松前の方へ向かいました。