郵便局めぐり(風景印と旅行貯金と旧線路情報)

郵便局と駅・廃線跡めぐり旅の記録です

2022.10.18 旧・美濃駅

美濃

岐阜から50分ほどで美濃へ到着。900円。名鉄の駅は昔から「美濃」でしたが、駅前にあるバス停は未だに「美濃」でした。旧国名単独。不思議な駅名でしたが、まだ受け継がれてました。全国的に珍しい方だと思います。しかも町の中心でもないのに・・。

 

降りるとき、いい天気になりましたね、と運転手さん。来てよかったな。

平日だけど清々しい朝でした。

 

旧美濃駅(名鉄美濃町線の終点)

駅舎は取り壊されずそのまま保存。最近まで知りませんでした。

残念ながらこの日、火曜日はお休みの日でした。ただ外からも良く見えます。真岡の記念館に来た時も最初定休日でした。あちらは屋内なのであれでしたが、こちらはよいですね。

 

初めて来たのはいつだったかはっきりしないが、末端区間は1時間に一本で、左の緑の電車(当時は赤でした)が一日関との間を行ったり来たりしてました。

 

 

 

今回こちらに来た理由はこちら。元札幌市交通局のA830(名鉄・モ870)。

名鉄時代は赤でしたが、札幌時代の色に戻されてます(ちょっと違うけど)。

連接車(2台連結)だったのですが、札幌では持て余したみたいで10年位使ったきりで岐阜にやってきました。

 

当初は美濃まで乗り入れてたみたいですが、晩年は徹明町~日野橋を行ったり来たりしてました。一度だけ乗りましたが、思ってた以上に美しい車両でした。

方向幕には北24条⇔中島公園通と、当時を復元してあって胸熱でした。岐阜にとってはよそ者の車両を残してくれて嬉しい限り。

そういえば中島みゆきさんは岐阜がルーツの札幌生まれ。連想される方も多いようです。彼女の祖父、中島武市氏の足跡は少し辿ってみたいところです。