郵便局めぐり(風景印と旅行貯金と旧線路情報)

郵便局をめぐってます。鉄道好きです。

2023.12.20 夕張日帰り旅②~若菜郵便局ほか

昨年12月の、夕張日帰り旅の記録です。

岩見沢の南、由仁から夕張市内へ向かいます。旧・夕張鉄道道道札幌夕張線(札夕線)ルートです。

角田郵便局(北海道・268局/全国・277局)(かくた)(再訪)

局番:90091 1902(明治35)年2月1日開設

由仁から夕張川を渡ったところが角田集落。元々、宮城県角田藩出身者によって開拓されたためこの名前がついてます。なので読みも東北流で「かくた」。栗山町の開拓記念館があります。

風景印は、国蝶オオムラサキと栗山町開拓記念館。

 

継立郵便局(北海道・261局/全国・270局)(再訪)(つぎたて)

局番:90176 1922(大正11)年6月16日開設

由来が不明ですが、そのまま人馬継立を行う場所だったから、でしょうか。炭鉱開発の関係で夕張へはかなり早く人が入ってたので、その頃はまだ適当な名前がこの場所になかったのかな、と。隣も「新二岐」ですし。

新二岐駅は最近までそのまま残ってましたが、最近取り壊されてしまいました。

風景印はオオムラサキ、不動の滝、坂本九記念館。

そういえば、坂本九上を向いて歩こう、最近川崎の発車メロディーになってます。親しみを感じます。

若菜郵便局(北海道・265局/全国・274局)(3訪)

局番:90270 1939(昭和14)年12月6日開設

今回の旅の目的はこちら。突然数日前にこの日12/20での一時閉鎖が発表。そろそろ行きたいと思っていたところだったので、思い切って前日にチケットを取って来た次第。

雪で崩落する危険性ありとのこと。突然すぎて、同業者も殆ど見かけませんでした(年末ですしね)。ただ実際は人が住んで使ってる限り崩落は殆どないそうですが、何かあってからでは遅いですからね。

このまま廃止にならないか心配でしたが、今は再開の方向で進んでるらしいです。さすがに夕張市内の中心部で、市内でも利用者の多い局でしたからね。よかった。できれば局名も変わらないといいなあ(好きな風景印なので)。

鹿ノ谷郵便局(北海道・262局/全国・271局)(3訪)

局番:90157 1915(大正4)年9月26日開設

2019年に廃止された石勝線夕張支線、鹿ノ谷駅の入口に建ってます。2010年頃訪れた際は周りに民家・商店がたくさん並んでて、夕方には談笑する声が響いてましたがすっかり静かになりました。かわいいフロアマットがお出迎え。

若菜(道道3号線)との交点から北側は人口減少が一層厳しそうに見えます。標高高いから寒くて雪が多いですしね。この局もいつまであるのか、気になるところです。

 

△鹿ノ谷駅

かつて国鉄夕張線と社線・夕張鉄道の連絡駅として栄えた場所。有志に寄り保存されています。年に数回のイベント時は中に入れるようです。