郵便局めぐり(風景印と旅行貯金と旧線路情報)

郵便局と駅・廃線跡めぐり旅の記録です

2016.06.17 夕張再訪②

夕張訪問の後半。南大夕張(南部)そして市内北部を回った。雨の一日。

すべて2011年5月9日に初報しているため再訪問となる。

 

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▲(北海道・277局/全国・286局) 南大夕張郵便局

局番:90173 1921(大正10)年5月6日開設

以前はこの奥に大夕張・鹿島地区があったが、後に炭鉱ごとこちらに移って来た。

南大夕張炭鉱は1970年操業開始の最新鋭の炭鉱だったが、1990年海外炭に抗しきれず廃山。

三菱石炭鉱業大夕張鉄道線の駅が残され、車両が残っていて保存会の方が交代で活動してくださっている。毎年雪下ろしツアーがある。

 

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1985年事故があった。夕張の事故は私が多感な時期に立て続いておきた。

当方は学校では夕張の炭鉱はスクラップビルドで最先端を行くと教えられた世代。

その後プラザ合意、極端な円高で国内炭が割高になり炭鉱は全滅になった。

 

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▲(北海道・265局/全国・274局) 若菜郵便局

局番:90270 1939(昭和14)年12月6日開設

夕張鉄道(現・夕鉄バス)の本社があるあたり。結構な町だが、JR夕張支線は近くを通ってるだけで駅がない。

 

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隣はぱんじゅう屋さん。ぱんじゅうは饅頭の衣がパンでできているが、今川焼きみたいに焼きたてを食べさせてくれるのが一般的。北海道のローカルおやつ。

最近は道内のイオンの中でも良く売ってます。

 

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▲(北海道・262局/全国・271局) 鹿ノ谷郵便局

局番:90157 1915(大正4)年9月26日開設

鹿ノ谷駅の入り口にある。鹿ノ谷は国鉄夕張線と夕張鉄道線の連絡駅だった。

今でも広い構内と長い跨線橋が残されている。

 

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▲(北海道・264局/全国・273局) 夕張本町郵便局

局番:90284 1940(昭和15)年12月11日開設 ※1982年8月 「新夕張」より改称

JR夕張駅より奥へ1キロほど行ったところで、夕張鉄道線の終点があったところ。

昔の映画の看板があちこち飾られていて、東京の青梅市街に似ている。

そういえば都バスのお古も走っていて、東京の郊外にいるみたいな気分がする。

 

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▲(北海道・263局/全国・272局) 夕張郵便局

局番:90027 1891(明治24)年5月1日開設

夕張の本局でこの辺が夕張の中心地ではあるのですが、町のずんどまりにあるので結構寂れてます。いずれ清水沢か紅葉山が本局になる予感。

 

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垂れ幕スペースが最早その用途を果たす事がないためか、局名が貼られている。

これはネットでご指摘いただき気が付きました。

この日は以上で任務終了。

 

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夕張の入り口近くの紅葉山と登川は今回未訪問ですが、一緒に上げておきます。

夕張支線廃止前に新調されたせいか、どこも印影は前回より綺麗になってます。