3月に廃止された恩根内。廃止直前の訪問。
ここは割と由緒ある集落で、宗谷本線も一時期ここが終点でした。名寄からのバスがあってここが終点。郵便局や学校などもあります。
数年前に一度廃止が決まった後に地元が費用負担して存続になった経緯があります。
△旭川方向
駅前から真っ直ぐ伸びる道。北海道を感じます。
△恩根内駅
1911(明治44)年11月3日開業、2024年3月16日廃止。
今の駅舎は1993年、無人化後に建てられたもの。
△稚内方向
△典型的な北海道の駅前風景。駅逓(旅館)もあったんだろうな。
※夏の様子(2017年6月)
随分関係のなさそうなところに、ホーローが看板がありました。
廃止直前にはなくなってました。
このホーロー看板、最近は残ってても状態が悪いのが増えてる気がします。
裏手に前の駅待合室(車掌車)が残ってるらしい(現状不明)。
~郵便局~
▲恩根内郵便局(北海道/全国・159局)(3回目)
局番:98031 1911(明治44)年11月3日開設
恩根内駅の開業と同じ日の開局。北海道の郵便局は鉄道と関りが深いのですが、開業が同じというのは珍しい。
ここの局舎は個人的に大好きです。典型的な北海道のモルタル局舎。
初訪は北海道に住み始めた2010年の8月。見るものすべてが輝いてたころです。
屋根から出ている煙突がとても北海道らしく感じたものです。
(実際は、このタイプの建物は冬は寒いらしいですが(断熱材の性能が今の家は飛躍的に上がってるらしいです))
今回久しぶりに訪問しましたが、駅の廃止が決まってしまったせいか元気がないように見えました。