郵便局めぐり(風景印と旅行貯金と旧線路情報)

郵便局と駅・廃線跡めぐり旅の記録です

2011.05.18 北見近辺~阿寒②

10年前の旅行記、続き。北見から津別~阿寒と進みました。

美幌~北見相生を結んだ相生線は乗車は叶いませんでしたが、ずっと乗りたかった路線の一つでした。

 

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▲(北海道・303局/全国・312局)上常呂郵便局

局番:99071 1920(大正9)年7月6日開設

北見市街のすこし手前の集落。ふるさと銀河線の上常呂駅は1911年開業でしたので、9年遅れて郵便局開設。以前は製糖工場があって引込線もあった模様。

ここも10年前に訪問したきりで、ほとんど印象に残ってません。

風景印:金刀比羅山、桜、平家蛍

 

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▲(北海道・304局/全国・313局)北見北光郵便局

局番:99168 1989(平成元)年11月27日開設

意外と新しい局。ふるさと銀河線の北光社駅が近くにあった。

風景印:北光開拓記念碑、稲

 

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移民団体、北光社についての説明書。

 

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▲(北海道・305局/全国・314局)津別郵便局

局番:99044 1912(大正元)年8月1日開設

北見からは東に向かい、阿寒への入口の津別へ。

相生線の沿線で一番大きな町でした。相生線は1923年の開通なので、それより9年ほど早かったみたいです。この辺は四国からの入植者が多かったみたいで、正月には今でもアンコいりお雑煮を食べたりするみたいです。

風景印:津別峠から見た屈斜路湖、展望台、風力発電の風車

 

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津別局の隣のそば店。桜がきれいでした。

 

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▲(北海道・306局/全国・315局)本岐郵便局

局番:99065 1919(大正8)年5月1日開設

ここも相生線沿い。相生線の津別~北見相生は1913年の開業。

本岐は元々「ポンキキン(翻木禽)」と言ったそうですが、いいにくいのでこの名前になったっぽいです。陸別の方へ続く谷と阿寒への谷がここで合流。

風景印:チミケップ湖と大一文字蝶

 

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▲(北海道・307局/全国・316局)北見相生郵便局

局番:99124 1938(昭和13)年11月21日開設

夕方になり日が翳ると随分寒く、郵便局ではストーブを焚いてました。夏でも寒いとストーブつけると話に聞きましたが、実際に見たのはこのときが始めてでした。今考えれば5月の北海道だものね、と思います。
風景印:釧北峠から樹海を隔てて見た雄阿寒岳

 

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△北見相生駅(廃止) 駅の跡が公園になってそのまま残ってます。

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▲(北海道・308局/全国・317局)阿寒湖郵便局

局番:92047 1935(昭和10)年8月6日開設

阿寒湖温泉のある集落にありました。アイヌの集落があります。

風景印:雄阿寒岳、阿寒湖とマリモ

 

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