郵便局めぐり(風景印と旅行貯金と旧線路情報)

郵便局と駅・廃線跡めぐり旅の記録です

2010.07.15 日高・占冠~十勝

昨日は疲れて早く休んでしまい、朝起きてこれを書いてます。

たくさん寝たせいか、夢を見ました。2月2日、今年は節分ですがこの日の夢は旧暦としての初夢になるのかな?

札幌の部屋に忘れ物を取りに行くという夢でしたが、行った先で前の仲間他がどかどかやってくる夢でした。自分の部屋の真下に秘密基地があったり、真上が大豪邸になってたりそんな夢です。家の夢ってどうなんだろう。

さて北海道に来て5回目の局めぐりの旅のトレースです。

 

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▲55. 日高(再訪・2019/3/27)

国道274号・日勝樹海ラインの中間地点で、道の駅に併設。

この方面来るとよく立寄るところです。道東道だと通りませんが、国道旅の時は必ずよりました。私が来た2010年は、まだ道東道トマムまでだったのでほとんどの車はこの274号線を通ってました。

写真は2019年、最後の訪問。

 

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▲56. 占冠(再訪・2019/3/27)

こちらは石勝線、道東道沿いの村。ここも最低気温で常連の寒い村です。

JRの駅と村は2キロくらい離れてます。

この写真撮った日は3月の後半なのに雪がたくさん降ってました。

 

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▲57. 下愛冠(しもあいかっぷ)(再訪・2015/7/14)

当時無料高速(社会実験)だった道東道で足寄まで移動。

足寄局は前月訪問済みだったのでこちらへ。小さな集落に郵便局があって少しびっくりしました。前の道が未舗装の局は、ここが初めてでした。

この前にトマムの簡易局にも寄ってますが、お取り込み中でしたのでパスしてこちらへ。

 

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▲58. 上利別(再訪・2015/9/15)

池北線~ふるさと銀河線の駅があったところ。

この時点ではふるさと銀河線廃線から数年で、痕跡がよく残ってましたが年々草葉の陰に埋もれていってます。

2000年代後半は乗り鉄してなかった時期なので、この路線の廃線のときは訪問してませんでした。一度乗ってるのでものすごく後悔してるわけではないですが残念。

 

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▲59. 大誉地(およち)(再訪・2015/9/15)

ここも大誉地駅があったところ。この時は集配局で、局舎が立派です。

裏の岩山が飯田線沿い(愛知側)を思わせます。

大誉地は大谷地と同義でしょうか。

 

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▲60. 斗満(とまん)簡易(再訪・2015/9/15)

陸別の奥地、ふるさと銀河線から離れてさらに奥地の集落。

 

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▲61. 陸別(再訪・2015/9/15)

陸別司馬遼太郎街道をゆく・北海道編の最終目的地。最初に来た時はまだ読む前で何となく通っただけでしたので、やっと来れた万感の思いでした。

この日はここまでで終了。中標津の養老牛温泉に泊まりました。

1月アクセス御礼

早くも今日で1月も終わり。

このようなものでも多少目を通していただけて、ありがたい限りです。

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本日21時頃の実績です。私としてははじめて月2000件を超えました。

多分緊急事態の影響で増えた気がしますが、8月くらいまで1000件いくかどうかでした。更新頻度は2日一度くらいに落としてるのですが、それでいて増えてるのは北海道の廃線・廃駅が迫ってきたこともあるのかな。

 

今月の局めぐりは23局。うち14局が新規訪問局。毎年のことですが1月はペースが落ちます。札幌時代は雪のせいにしてましたが、関東も寒いから動きが鈍ります。

去年ガツガツやってた横浜市内めぐりは、少し飽きたのでお休み中です。3月までは乗り鉄の合間に少し訪問する程度になると思います。

 

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1月5~7日は旭川を拠点に廃止予定の駅めぐり。

幸運にもサンピラーとダイヤモンドダスト。10年いた間一度も見れなかった景色。

これがどれほどの幸運か、住んだことなかったら感じ取れなかっただろう。

寒くてしょうがないのですが、やっと冬が実感されて来ました。寒くていやだ、という感覚はまったくなく、気持ちが透き通っていくような高揚感。

 

来月は後半に少しまた北海道へ。行きそびれた廃止予定駅と、廃止間近の局めぐり。

2月は会社が期末なので休みにくいから、どうなることやら。

 

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こんな色の空。寒いと空気が少し黄身がかって見えます。

そんなこんなで、来月もよろしくお願いします。

映画アイヌモシリのこと

久しぶりに映画を見ました。

純・北海道な映画でした。今年(あ、去年でした)はウポポイの開業もあったので、アイヌ文化系が多少トレンドになってるのでしょうか。阿寒アイヌコタンで暮らす14歳の少年が主人公。

飾らない北海道の自然と、とりまく大人たちによって育てられていく少年。

まわりが大人(というかじいさんばあさん)ばかりで、現代の田舎ですね。おじさんたちの自然な北海道弁もいいなあ。

今の子供たちはどんな風に世界を感じるんだろう。自分たちの頃に比べて、圧倒的に子供が少なくてじいさんばあさんばかり。どう思って生きてるんだろうと思う事があるのですが、ああこんな感じなのかなと。

自然な語り口なので、眠いです。けど物事は別に最初から意味を内包しているわけでなくて、見る側が自分の経験と観察を元に引き出していくものですからね。

 

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2021.01末の改廃局

1月末で一区切りする局へ。

関東で郵便局の改廃を追っかけると、中々の数になります。

1月末は土日になるので、1/29が最終営業。

 

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▲(埼玉・2局/全国・2290局)浦和鹿手袋(しかてぶくろ)郵便局

局番:03343 1967(昭和42)年4月16日開設

埼京線中浦和駅からほど近い場所にありました。お客さんは割と途切れず来てました。利用者減少とかではなく、局舎老朽化による立ち退きみたいです。

一時閉鎖ですが、再開はまったく未定とのこと(物件探し中らしい)。

埼玉は北鴻巣に次ぐ2局目で、関東に戻ってからはお初。

 

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▲(千葉・21局/全国・2293局)千葉中央市場内郵便局

局番:05544 1979(昭和54)年11月1日開設

千葉の海岸部、稲毛海岸からあるいて25分くらいの場所。

ここも入居してる建物が老朽化しているので立ち退き系でしょうか。

この近くの「湯快爽快(湯けむり横丁)」という銭湯にたまに来てました。そこも今は閉店したみたいです。

この近辺は、20年位前は若い人が多くて活気がありましたが、今は年配の方と中国の方が目立つ。

 

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▲(静岡・34局/全国・2296局)浮橋簡易郵便局

局番:23815 1949(昭和24)年11月1日開設

※大野簡易→1960/12 田原野簡易→2006/4 浮橋簡易

伊豆の山中にあるJA伊豆の国に併設の局。JAの統廃合で支店がなくなるため、それに合わせての一時閉鎖。貯金非取扱で、郵便のみの扱い。時間も8:30~15:00とJAの営業時間と同じです。

 

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▲(静岡・35局/全国・2297局)韮山北条簡易郵便局

局番:23723 1984(昭和59)年6月1日開設

伊豆韮山、北条家ゆかりの地。国道136号沿いにあります。

ここも貯金非取扱、郵便のみ。

 

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▲(静岡・36局/全国・2298局)奈古谷簡易郵便局

局番:23844 1954(昭和29)年8月16日開設

韮山函南の中間くらいの場所。

この辺も子供時代から度々訪れていた場所で懐かしいです。

貯金非取扱、郵便のみ。

訪問直前の数日で静岡東部は新型コロナの感染者が激増。よそ者は避けられてる感。緊急事態の首都圏より不安がってる人が多そうに感じました。

 

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▲(山梨・6局/全国・2299局)浅間簡易郵便局

局番:08801 1949(昭和24)年11月6日開設

山梨・笛吹市へ移動。山梨の局は貯金扱いあり。

簡易局としては最古株の昭和24年開設の局。

 

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▲(山梨・7局/全国・2300局)金田簡易郵便局

局番:08836 1962(昭和37)年11月11日開設

JAとしては随分大きい建物。

 

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▲(山梨・8局/全国・2301局)相興(あいおき)簡易郵便局

局番:08814 1951(昭和26)年1月11日開設

昔の農協という感じがする建物でした。

今月中に訪問できたのは、以上でした。

2010.07.08 後志(岩内~倶知安)②

岩内線沿いから倶知安、京極と進みました。

 

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▲48. 小沢(こざわ)(再訪・2015/11/17)

岩内線の分岐駅だった小沢。今でも名残りでトンネル餅というすあまを売ってます。

 

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▲49. 倶知安(再訪・2015/04/10)

後志地域振興局(旧・支庁)のある倶知安町の本局。

国道5号線の東側で、駅からは歩くと15分くらい。

 

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▲50. 倶知安(再訪・2015/04/10)

駅の近くの繁華街近く。局舎は割と新しいです。

 

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▲51. 倶知安(再訪・2015/04/10)

倶知安市街の南側、国道5号線沿い。大型店舗が並ぶ一角です。

 

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▲52. 京極(きょうごく)(再訪・2015/10/23)

羊蹄山の伏流水の名水が有名。小説家の京極夏彦氏の出身地だったかと。

 

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▲53. 南京極(再訪・2015/10/23)

胆振線の旧・南京極駅前にぽつんと立ってます。

こういう廃駅の跡に残ってる郵便局、鉄道があったことをずっと覚えてくれてるみたいでとても好きです。

 

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▲54. 喜茂別(再訪・2019/06/14)

胆振線の途中駅だったところですが、札幌から中山峠を越えたところ。今は留寿都洞爺湖へ向かう途中の町。

初めて中山峠を走って札幌に戻ったと記憶します。

2010.07.08 後志(岩内~倶知安)①

また10年まえの記録です。北海道へ来て、やっと休みを取りやすくなった頃です。

5回目の局めぐり旅。まずは岩内線沿いからスタート。

 

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▲42. 国富(再訪・2015/11/17)

国富で稲穂峠を越えた道が倶知安と岩内方面へ別れます。

近くにはかつて国富鉱山があり、そこそこ栄えてたみたいです。

 

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▲43. 共和簡易(再訪・2015/11/17)

共和町の役場近くですが、なぜか簡易局。立地的にお客さんは簡易局にしては多め。

 

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▲44. 前田(再訪・2015/11/17)

ここは加賀藩士が入植したところなので、前田藩=前田の名が残る。

北海道開拓はご存知の方も多いと思いますが、元々は幕府の北方警備の一環として開始されたのですが、明治の代になってその歴史は闇に葬られたのではないかと・・。

前田の名は札幌・手稲の方にも残されてます。

 

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▲45. 発足(はったり)(再訪・2015/11/17)

読み方が面白いです。昔は岩内線の貨物支線がここまで来てたみたいです。

 

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▲46. 岩内高台(再訪・2019/04/17)

岩内市街。以前は岩内駅前局で、岩内線が廃止されてしばらくその名前でした。局舎の建て替えと同時に今の局名に変わったみたいです。

 

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▲47. 岩内(再訪・2019/04/17)

岩内の本局。岩内の町は元は北前船の寄港地なので古いのですが、戦後に岩内大火というのがあってきれいに燃えてなくなってしまい、今はスッキリした街並です。

続く。

2010.06.25 道北・天北線沿い

北海道、3回目の郵便局めぐり旅。最東端を押さえた後は北へ。

天北線と美幸線の未成区間を巡る旅でした。

天北線は子供時代から乗りたい路線でしたが、間に合いませんでした。

 

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▲34. 歌登(うたのぼり)(再訪・2015/11/13)

前夜は歌登健康回復村に泊まって、ここからスタート。

歌登は北見枝幸から山側に入ったところで、冬は北海道でも一番寒い地点の一つ。

映画・駅~Staion、の中でヒロインの桐子(倍賞千恵子)の出身地。「ううん、私は歌登。もっと北の、山の中」みたいな台詞が印象に残ってます。

 

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▲35. 小頓別(しょうとんべつ)(再訪・2019/10/2)

ここは天北線の駅があったところで、ここで歌登への村営軌道が分かれてました。そのせいで今でも丹波屋旅館という駅前旅館が残ってます。

天北線が廃止になるまで、急行天北の停車駅でした。今でも札幌・旭川~枝幸の都市間バスが通ります。一度乗ってみたいと思いつつそのまま。

 

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▲36. 中頓別(なかとんべつ)(再訪・2010/10/19)

ここも天北線の駅のあった町。今でも駅の後は交通ターミナルになってます。

 

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▲37. 下頓別(しもとんべつ)(再訪・2010/10/19)

中頓別よりさらに海の方に下ってきたところにある。

この辺の天北線の駅の跡はよく残ってるみたいです。

 

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▲38. 浜頓別(はまとんべつ)(再訪・2010/10/19)

天北線が海沿いに出る町。ここから興浜北線が分岐してました。

 

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▲38. 枝幸(えさし)(再訪・2015/11/13)

興浜北線の終点、北見枝幸のあった枝幸の町。道南の江差と同音のため「オホーツクの枝幸」「稚内の方の枝幸」などと呼ばれてます。カニの水揚げで有名。

 

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▲39. 仁宇布(にうぷ)簡易(再訪・2015/11/13)

枝幸からは美幸線の未成線沿いに峠越えをしてこちらへ。

山の中に僅かに住宅が残ります。

 

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▲40. 美深(再訪・2015/11/13)

名寄盆地の北側で、美幸線の起点だった町。

この日はこれで終了。札幌へ帰りました。

いやしかし、憧れの美深の町。楽しかった。