2014.5.8(木) 帰り道
青函トンネルの工事拠点だった吉岡で郵便局めぐりを終え、北海道最南端の白神岬まで足を延ばす。
本州側の竜飛岬の丁度対岸にあたる。ずっと昔、父に頼んで車で竜飛岬へ行ってもらい、はじめて北海道を肉眼で見た。意外とはっきりくっきりと見えることに驚いた。高校生のときだったと思う。
あの時、この景色は一生忘れないと、思えばそう強く感じていた。
人は自分の一生で起こることを最初から知っている、という説があるらしい。
ただそれは普段は意識に上ってくる事はないらしいが、ある景色を見て懐かしいと思ったりするのはそのためなのだとか。他愛のない話だ。
岬で折り返して、今来た道を戻る。
古くから和人が暮らしていた道南らしく、狛犬も味がある。
神社に、散りそびれたヤマザクラ。
松前への街道沿いにも桜。
この後、函館でレンタカーを返却し、高速バスで札幌へと戻った。
なお今まで4年間の相棒だったIXYデジタルでの画像は、これにて終了。小さくて、すっと出してすぐ撮れるので便利だったんですけどね。