郵便局めぐり(風景印と旅行貯金と旧線路情報)

郵便局と駅・廃線跡めぐり旅の記録です

2016.08.25 三江線沿い⑧

浜原からは三江線の、最後に開通した区間に入ってゆく。

夏の終わりの空。本州の長い夏、住んでいたときは当たり前だった。

確かに暑いんだけど、生きているって感じがすごくするんですよね。

子どものころ、家にクーラーなかったせいで暑さに強くなったのかも。

 

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沢谷駅。夏の雲。

 

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浜原駅前には全線開通記念の石碑が誇らしげに鎮座していた。

 

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丁度三次→江津行きが発車していった。

全線乗車で一番乗りやすい列車なので、まだ廃止確定前だったが

座れないほど人が乗っていた。

 

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ここから県境を越えて口羽までの間は、1975年に開業した高規格の区間

多分この区間があったことも、最近まで残された理由かと。

中国山地のローカル線、地味に大好きなのだ。

 

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▲(島根・13局/全国・1635局) 粕淵(かすぶち)郵便局

局番:53028 1880(明治13)年5月1日開設

三江線が浜原まで来たのは1937年。

石見銀山街道は銀山のある大森町を起点に、この町を通って福山の方へ。

 

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▲(島根・14局/全国・1636局) 浜原郵便局

局番:53176 1924(大正13)年4月11日開設

もしや開設時と同じ建物?とすると築95年。すてき。

 

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局前の道。これが銀山街道かと。

 

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粕淵駅。駅としては浜原の方が大きいが、町の中心はこちらの粕淵。

三瓶山への入り口の町。

 

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三江線に乗ろう」の幟。どの駅にもたくさん立てられていた。

奏功してか、廃線前は相当混み合ったみたいですね。

この新しい区間はちょっと勿体無いよな。

 

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▲(島根・15局/全国・1637局) 千原(ちはら)簡易郵便局

局番:53817 1982(昭和57)年3月29日開設 ※「沢谷郵便局」の代替として開設

石州瓦の明るい屋根がとてもいい感じだった。

 

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千原温泉は定休日。が~ん!

niftyの温泉フォーラムで教えてもらって以来ずっと入るのが夢だったのに・・。

また来るしかないか。

 

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△潮(うしお)

ここはずっと降りてみたい駅だった。やっと夢が叶った。

しばし幸せを噛み締めてました。

 

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潮温泉大和荘。ここでしばし休憩。ここもずっと来たかったところだ。

本州にいる、というだけで有り余る幸せなのだが、さらにも増して最高だった。

 

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石見松原。この辺が島根と広島の県境エリア。

 

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▲(島根・16局/全国・1638局) 都賀行(つがゆき)郵便局

局番:53231 1938(昭和13)年11月1日開設

ちょっと好奇心が募る地名。平安期に大和からの移住者が拓いた土地らしい。

 

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△石見都賀。交換駅。

 急行停車駅、みたいな雰囲気の駅と町でした。

 

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▲(島根・17局/全国・1639局) 都賀(つが)郵便局

局番:53066 1881(明治14)年4月1日開設

山の中に谷が広がって集落があった。国道からそれて旧道沿い。

三江線代行バスで、こういう集落をゆっくり回るのも面白そうだなあ。

 

Kasubuchi Hamahara Tuga

粕淵(左)

シャクナゲ湯抱温泉、茂吉歌碑、鴎山

 

浜原(中)

浜原ダム、妙用寺の桜、青杉城

 

都賀(右)

藤の花、鮎、蟠竜峡